2011年11月18日(金)
雨だ。朝から雨が降っている。今日はフェリーに乗って九州・大分県の佐伯市に行き、宮崎方面に向かうつもりなのだが、これから西日本の天気は下り坂のよう。
小雨の中、出発。ホテルから港までは1kmも離れていないので、たいして濡れずに到着。フェリーは8時発。余裕がある。
待合所でしばらく待つ。7時30分ごろにフェリーが入ってくる。
乗船。二等の大部屋に入る。ガラガラで同じ区画には他に一人だけ。
ほぼ定刻に出発。到着予定は11時10分。昨日までとは変わってどんよりとした海。九州に着いたら雨が止んでいることに期待しつつ、寝る。
佐伯の手前で目が覚める。雨は止んでいない。むしろ強くなっているように見える。
ほぼ定刻に佐伯港に到着。雨はかなり強い。下船しても身動きが取れず、待合所で時間をつぶす。
いくら待っても雨は止みそうもない。腹も減ってきた。意を決して佐伯の駅方面と思われる方向に出発。
13時40分、1kmほど走って見つけたコンビニで雨宿り。駅はこの近くらしい。パンを買って遅い昼食。
駅に行ってみる。時刻表を見、これからどうするか検討する。今日は自転車の移動は無理のよう。明日以降も旅行を続けるつもりだったが、天気予報によれば九州地方はこれからさらに雨が強くなるとのこと。自転車をバラして鉄道で移動する手もあるが、観光どころではないと思われる。
あきらめてここから帰ることにする。そうと決まれば邪魔な荷物は別便で送りたい。15時、さきほどのコンビニに戻って宅配便を頼み、駅にとって返して軒下で自転車を大急ぎで分解。東京まで今日中に鉄道でたどり着くには、もうギリギリの時間。
15時39分発のにちりん16号に乗車。荷物の置き場所がなさそうなのでデッキに立つ。
1時間ほどで大分。ここで16時45分発のソニック48号に乗り換えなければならない。ホームの反対側に待っていた列車に急いで乗り込む。今度は車両の最後列席の後ろのスペースが空いていたのでそこに荷物を置き、その前の席に座る。定刻に出発。
18時03分、小倉に到着。今度は新幹線に乗り換え。15分ほどしか時間がないががんばってお土産を買い、新幹線ホームへ。
18時17分発ののぞみ62号に間に合って、ホッとする。幸い今度も車両の最後列席の後ろのスペースが空いていたので荷物を置く。席も確保。
23時13分、東京着。そこからは山手線・常磐線・東武線と乗り継いで、最寄り駅に着いた時は0時をまわっていた。
暗い駅前で自転車を組み立て、帰宅。旅行終了。
こン時もグダグダでしたね、もう。宿はとり損ねるし、悠長に道に迷って遅刻して見たいものを見逃す、買ったばかりのライトは壊す、飯はまともなものにありつけないし、最後はダメ押しで雨かい。
まッ、旅なんてそんなもンさッ!
・・・ウソです。そんなわけねーだろ。地図もロクに見ていないというところで、もうサイテーなのですが、少し下調べをしていればこういうことには・・・、ああっ。
連泊の長距離ツーリングでもエンペラーツーリングマスターの走りはまずまずだったこと、鉄道を利用した輪行ができるメドがたったことは収穫でしたが。
でも、コリない。また、行く。