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広島〜愛媛〜高知・しまなみ海道と四国西部を迷走する

2011年11月17日(木)

 今日も朝食はユースホステルで。そしてやはり室内に干した洗濯物が乾いていなかったので、乾燥機へ。

 洗濯物をとりこんだら、今日はやや早めに8時40分、出発。天気は良好。まずは宇和島城に行ってみる。

宇和島城・遠景
《宇和島城・遠景》

 9時00分、到着。城は市中心部の丘の上にあり、実際にはそれほど高い丘ではないのだろうけど周囲からは突出したような地形になっており、その上に立つ天守閣は小ぶりながら非常に目立つ。天守閣に上がり、その後、城山郷土館で民俗資料などを見る。

宇和島城・天守閣
《宇和島城・天守閣》

 9時35分、城山を出て近くをフラフラと走る。せっかくだから何か食べていこうかとも思うが、まだ早いし昼時までここで時間をつぶすのももったいない。結局、何も食べずに10時30分、先に進むことにし再び国道56号を行く。途中、このあたりの名産のじゃこ天その他を買う。

 今日の目的地は宿毛だが、時間には余裕があるのでかなり遠回りになるけれど遊子水荷浦の段畑を観て行こうと思う。

 愛媛県道37号に入ると上りになるが、さほど厳しくはなく、すぐトンネル。抜けると海が見えてくる。

 海沿いを走る。あたりは静かな漁村で、宇和海の奥まった場所のせいか波はほとんどなく海はとても穏やか。そろそろ昼時だが、食事が取れそうな店は見当たらない。

 12時00分、豊浦トンネルを出たところで買っておいたじゃこ天でとりあえず腹をもたせる。

 さらにトンネルを一つ抜けたところで分岐点。県道346号へ。しかし、すぐに県道346号から外れて急な上り坂へ。きついと思ったがそれほど長くはなく、またトンネルに入る。抜けて半島の反対側に出、今度は県道345号を走る。

 曲がりくねった海岸線に沿って進む。小さな集落が点在している。

 県道から外れてしばらく行くと、12時30分、目的地・遊子水荷浦の段畑。近くで見ると、畑というより巨大な城壁のよう。なるほど、見に来るだけの価値はある。

遊子水荷浦の段畑
《遊子水荷浦の段畑》

 上ってみると、想像以上に傾斜が急でしかも一段一段がかなり狭い。高さも数十メートルはあるかと思われる危険と隣り合わせの立地で、実際にここで農業が行われていたとは信じがたいほど。

段畑の石垣
《段畑の石垣》

 現代ではとても商業ベースに乗りそうにもないが、NPO法人の支援のもと、今でもジャガイモの作付が行われているとのこと。

 あいにく少し曇ってきたが、段畑の上から見渡す宇和海は美しい。

宇和海
《宇和海》

 観光地だけに段畑の下には駐車場と直売所と食堂がある。しかし、この日、木曜日はなんと食堂の定休日。食堂の入り口には地元の魚を使っているらしいおいしそうなメニューが掲示されているだけに、なおのこと恨めしい。

 直売所は開いていたので寄ってみる。みかん一袋とお土産用の焼酎(宅配便で自宅へ送った)を買う。みかんは美味しい。

 13時20分、出発。

 県道345号に戻ってしばらく行くと、県道346号への分岐点にさしかかる。県道37号への分岐点まで戻るには県道346号からでも行けるし、同じ道を使うのも芸が無いので県道346号へ。少し上ってまたトンネルを抜け、半島の反対側に出る。走ってみると、どうもこちら側のほうが上り下りがきつい。若干、後悔。

 この辺もみかん畑が多い。そういえば宇和島のみかんは関東でもよく見かける。

みかん畑
《みかん畑》

 県道37号への分岐点まで戻り、西へ向かう。

 福浦地区のかなり急な坂を上り、トンネルを抜けるとかなり楽になる。このあたりも漁村が点在。

 静かな佇まいの中を進んでいくと、岩松川の河口付近で急に立派な公園・運動施設が立ち並び、場違いな気がしているとようやく国道56号に合流。近くにコンビニがあったので、15時40分、食料を調達して休憩。しかし、まだ宇和島市内。先はまだ長い。今日は時間があると思っていたけど、やはり読みが甘い。これでは目的地の宿毛に着くのは夜になってしまう。

 国道56号を南下する。このあたりは山に入ったり海の方へ下りたりとかなり起伏が激しく、消耗するががんばって走る。

 18時00分、愛南町の道の駅に到着。もう陽は沈んでいる。とりあえず休憩。

 18時30分、出発。引き続き国道56号を進む。宿毛までまだ20km以上ある。夜、海のそばの町からまた山の中へ入っていって県境を越えることになるので、坂が厳しいかと思いきやそれほどでもなく意外に良いペースで走れる。人家もそれなりにあって侘しさは感じない。

 わりとあっさりと高知県へ。19時50分、宿毛の市街地に到着。無線LANにつなげられたので、ネットで確保していなかった宿探し。幸い港の近くのビジネスホテルに部屋の空きがあった。

 土佐くろしお鉄道の宿毛駅前を通り過ぎ、20時35分、ホテルに到着。

 荷物を置いてから、食事を取りに出かける。しかし遅い時間になってしまっていたため、開いている適当な店が見当たらず、やむなく弁当を買って帰り、ホテルの部屋で食べる。