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日暮里・舎人ライナー、総武流山電鉄、関東鉄道、真岡鐵道を巡る

 2008年のゴールデンウィーク・・・、5月3日からの4連休に5月7日は有給休暇をとって4泊5日の旅行に出かけるつもりだったのですが、出発当日に支障が生じて中止する破目に・・・。

 しょうがないのでふだんの休みどおりにウチでゴロゴロと。

 しかし、せっかく有給も取ったというのに1日も遊びに出ないつーのもアレですし。とはいってもどこも混んでるだろーし、そこを無理してまで行きたいところも特に無く。

 で、思いついたのが、1日使ってこういう機会でもなければ乗ることもないであろう近場のローカル私鉄をいくつか巡ってみようということ。いかにも無意味無気力な企画ですが、ご報告まで。・・・やれやれ。

1.日暮里・舎人ライナー

 5月7日、朝の7時30分、東武伊勢崎線草加駅に到着。ここから、まず、この春開業した都営の日暮里・舎人ライナーに乗ってみるべく、東京都足立区にある見沼代親水公園駅へ向かうことに。草加駅からは日暮里・舎人ライナーの開業にあわせて見沼代親水公園駅行のバス路線(東武バス)が新設されており、これを使うことにしました。

見沼代親水公園駅行のバス(東武バス)・草加駅前にて
《このバスに乗りました》

 7時38分、定刻に草加駅を発車。乗客は4,5人と、平日朝の通勤時間帯にしてはちょっとさびしい状況。

 この路線も乗るのは初めて。新路線にふさわしくバスも新型なのですが他の路線で使われているものより二回りくらい小さい車両でした。最近流行の低床タイプ。そのため、バスなのに座る席によっては目の高さが普通の乗用車に乗った時と変わらない感じで、窓から外の景色を見ていてなんだか変な気分でした。

バスの車内から外を見る
《わかりにくいと思いますが、こんな感じです》

 バスは草加市南部の柳島町・遊馬(あずま)町方面へ。住宅地の中の、生活道路みたいな細い道をうねうねと通過。このへんは以前はバス路線がなかったところですが、それもそのはず、他の路線で使われているような大型車両は入れないもんなぁ。しかし、せっかくの新路線・新型バスも途中停留所での乗降客数は芳しくなく、まだ地元の人たちも様子見なのでしょうが、これで採算取れるのかしらと少し心配になります。

 毛長川を渡って都内に入るとすぐに見沼代親水公園駅。草加駅から20分ほど。いつのまにか駅前にロータリーができていました。このあたりはわたしもちょくちょく来るのですが、気がつかなかったな。見上げれば列車が終点・見沼代親水公園駅に入ってくるところ。

バス・見沼代親水公園駅前にて
《側面から見たバス・ちっこい》
バス・見沼代親水公園駅とロータリー
《ロータリーから駅を見る》
日暮里・舎人ライナーの列車その1
《見沼代親水公園駅にやってくる列車》

 日暮里・舎人ライナー。都道58号(尾久橋通り・台東鳩ヶ谷線)の直上に建設され、東京・荒川区と足立区を結ぶ新路線でいわゆる新交通システムです。

 都営で全線都内を走っているので、よく考えるとローカルでも私鉄でもないな。今日の趣旨と違うじゃん(笑)。

 ちなみに舎人は「とねり」と読み、足立区北部の地名です。舎人地区は既設鉄道路線からかなり離れており、都区内に残る鉄道空白地帯ということでこの日暮里・舎人ライナーが敷設されたわけですが、しかし開業までずいぶんかかりましたね。工事がはじまってから10年ぐらいたっているんじゃないでしょうか。通りかかるたびにいつ乗れるようになるんだろうと思っていましたが、やっとです。

 見沼代親水公園駅から日暮里駅までの標準的な所要時間は20分とのこと。そうすると草加駅からバスと日暮里・舎人ライナー利用では日暮里駅まで45~50分くらいかかりそうです。東武伊勢崎線とJR常磐線利用なら40分程度で行けますし、運賃もその方が安いので草加駅周辺から今回のルートを使う利点はあまりなさそう。

 ロータリーを除けば駅前らしい施設はまだ何もありません。駅名になった見沼代親水公園はすぐ近く。もっとも地元住民の憩いの場所、というくらいの規模のものなので、「駅名になってるくらいなんだから」などと期待して行くと・・・、どうでしょう?

見沼代親水公園駅その1
《終端部はこんな感じ》
見沼代親水公園駅その2
《見沼代親水公園駅東口》

 駅周辺をちょっと見てまわってから駅に入ってホームへ上がると、次の列車がすでに入線していたのでそのまま乗車。なんだか妙な感じがしてよくよく車内を見回すと運転席がない! 自動運転なんですね。先頭車両の最前部も乗客用の座席になっていました。車両は全長9メートル(首都圏の一般的な通勤電車は16~20メートル)・片側2扉と小型で、5両編成。定員は257人で座席数は95だそうです。座席はクロスシートでした。

日暮里・舎人ライナー車内その1
《先頭車両から外を見る・軌道の形状が独特》
日暮里・舎人ライナーの列車その2
《先頭車両・正面の窓の後ろの人影は運転士さんではなく乗客》
日暮里・舎人ライナー車内その2
《やや狭い車内》

 8時25分、見沼代親水公園駅発。通勤時間帯ですが始発駅ということもあって乗客数は座席がほぼ埋まる程度。1本待てば座れそう。高架でまわりにあまり高い建物がないので非常に眺めが良いです。沿線足立区内は住宅地なので見て面白いものがあるわけではないのですが、遠くまで見通しがきくのでこれはこれでなかなかいい感じ。特に最前部の座席は正面の大きな窓から前方に眺望が開け、うまいこと座れれば得した気分になれそうです。

 西新井大師西駅でためしに途中下車。こちらの周辺も開業前とあまり変化はないようでした。駅名から関東三大師の一つ西新井大師の近くかと思われそうですが、実際には1km以上離れており、歩いていくとけっこう時間がかかるので注意が必要。日暮里・舎人ライナー沿線全般に言えることですが、地元以外の人がわざわざ訪れたくなるような場所は皆無で、設備は最新でも地道な生活路線といった印象です。今後土地が空いていそうな舎人公園駅あたりに何かできればまた別でしょうけど。

西新井大師西駅その1
《駅の下は尾久橋通り》
西新井大師西駅その2
《路線図》

 西新井大師西駅に戻ってホームへ。日暮里・舎人ライナーはどの駅にもホームドアが設置されていますが、それだけにとどまらずホーム全体をガラスパネルで仕切った造りになっています。ホームの全長が短く遮蔽されていて静かなせいか待合室にいるようです。駅員さんも見当たらないし、なんだか駅っぽくありません。

西新井大師西駅その3
《西新井大師西駅のホーム》

 9時05分、西新井大師西駅発。ゴムタイヤ使用・自動運転の新交通システムのためか、どうも乗り心地が一般の鉄道と少し違います。悪くはないんですが、加減速や揺れに違和感がありました。

《日暮里・舎人ライナー:江北駅到着》
《日暮里・舎人ライナー:扇大橋駅を出発して荒川へ》

 荒川を渡ると商業ビルが増えてきます。熊野前駅では都電荒川線と交差。チンチン電車が見えました。西日暮里駅を出ると京成線、JR常磐線と続けて跨ぎ、直下の道路とほぼ同じ角度(一般の鉄道ではまず考えられないほどの急カーブ)で右に曲がると終着・日暮里駅。

 久しぶりの日暮里駅前は道路の上を覆いかぶさるように日暮里・舎人ライナーの高架が延び、新しいビルも建設されて様変わりしていました。

日暮里駅
《「ここはどこだ!?」と言いたくなった日暮里駅東口》

2.総武流山電鉄

 さて、ここからはJR常磐線で千葉・茨城方面へ。9時44分、日暮里駅発。松戸で各停に乗り換えて総武流山電鉄総武流山線の始発駅である馬橋(まばし)へ。

馬橋駅その1
《あまり特徴のない馬橋駅東口》

 馬橋駅は千葉県松戸市内にあります。快速は停車せず、周辺にはささやかな商店街があるばかりのわりと地味な駅です。一旦JRの改札を出、跨線橋を西口の方に進むと総武流山電鉄のホームへ続く下り階段があります。切符の販売機と改札はホーム上。ホームの屋根は木造でどことなく古めかしく。

 ホームに入っていた電車はどこかで見たような感じ。どうやら西武鉄道のお古のようで、ロングシート。電車に名前がついているのがなんとものどか。と言っても都心から1時間もかからないようなトコなんですが。

総武流山線の列車その1
《馬橋駅停車中の電車》
総武流山線の列車その2
《こちらは正面から》
馬橋駅その2
《ローカル線らしいたたずまい》

 10時34分、馬橋駅発。乗客は10人ほど。ガラガラです。単線で駅間距離も短いのでさほど速度は出ていないのによく揺れます。

 10分少々であっけなく流山駅に到着。なにせ5.7kmのミニ路線。

《総武流山電鉄総武流山線:流山駅到着》

 降りてみると申し訳程度にお店が数軒あり、タクシーが2、3台客待ちしているぐらいで、駅前らしい賑わいはまるでなし。電車の工場が併設されていますが、駅ビルなぞもなく小さな駅舎が建っているだけ。市役所も近くにあるってのに何なんでしょ、馬橋どころじゃない地味さ加減は。

流山駅その1
《地味です》
流山駅前の案内図
《駅前にあった案内図・おおっ、近藤、土方とは意表をつかれました》
流山駅その2
《流山駅の出札口》

 調べてみると、総武流山電鉄は独立系の鉄道会社で、大株主が民事再生法適用を申請したり流山市内を通って秋葉原と直結するつくばエクスプレスの開業の影響で乗客が減少するなど経営環境はかなり厳しそう。ほぼ鉄道専業だそうなので副業で補うということもできないのは辛いところ。

 こうして来たのも何かの縁、多少なりとも収益に貢献すべく出札口で千社札入場券という記念切符を買ってみました。

千社札入場券
《千社札3枚と入場券4枚がセットで480円とはなかなか良心的な記念品》
千社札入場券同封の注意書き
《しかし入場券が購入当日すでに使えない状態ってのは・・・、いいのか?(笑)》

 11時05分、流山駅発。最前部の座席から運転台の速度計をのぞきこむと最高でも40km/hくらいしか出していないようでした。それにしてはずいぶん揺れますが。

 流山駅から乗ったお客は20人ほど。次の平和台の駅前にはスーパーやホームセンターがあり、ここで2両編成の座席がそこそこ埋まりました。しかし、終点を待たずその一つ前・幸谷駅で8割方が下車。この駅はJR常磐線・武蔵野線の新松戸駅から100mくらいしか離れておらず、乗換ではこちらを使う人も多いのだとか。

3.関東鉄道竜ヶ崎線

 馬橋駅に戻ってJR常磐線に乗り換え、柏駅でさらに中距離電車に乗り換え利根川を渡って茨城県に入り佐貫駅へ。次の目標は関東鉄道竜ヶ崎線です。

 佐貫駅に着き、ホームからどこだと探しても竜ヶ崎線の乗り場は見当たらず、ちと途惑いました。案内表示をたどって駅東口を出、工事中だとかで細い路地裏のような道をちょいと歩き、仮普請のような建物があるなと思ったらそこが関東鉄道竜ヶ崎線の佐貫駅で、すでに次の列車が小さなホームに入っていました。1両きりのディーゼルカー。座席はほぼ埋まっていました。

竜ヶ崎線佐貫駅
《気づかずに通り過ぎてしまいそうな駅》
竜ヶ崎線のディーゼルカー
《小型のディーゼルカー》

 待つほどのこともなく、11時53分、佐貫駅発。左にぐーっと曲がり住宅地を抜けると田んぼが続きます。こちらは60km/hぐらい出している模様。沿線人口は多いとは言いがたい様子でこちらも経営的に大丈夫なんでしょうか。

 途中駅は一つだけ、路線距離は総武流山線よりさらに短い4.5km(日本で3番目に短い路線なんだとか)とあっては気がつけばもう終着・竜ヶ崎。

《関東鉄道竜ヶ崎線:竜ヶ崎駅到着》

 竜ヶ崎駅は茨城県龍ケ崎市(なぜか「りゅう」の字が違う)にあり、こちらも近くに市役所があるので市の中心部ではないのかと思うのですが、駅前はそれらしい賑わいはまったく。駅前通りにいくらか商店があるにはありましたが、平日なのにお休みしている店ばかり。シャッター通り?

竜ヶ崎駅
《のんびりしてます》

 12時30分、竜ヶ崎駅発。お客は往きより少し減って20人弱。龍ケ崎市ではニュータウン開発が行われたのですが、地図で見ると沿線からはやや離れた場所のよう。近ければもっと利用されていたかもしれません。

 竜ヶ崎駅から佐貫駅手前までほとんど直線です。車内にこんなシールが貼ってあるのに気がつきました(↓)。時間帯によって自転車の車内持込が可能(無料)なんだそうです。

サイクル優先
《運転席横のスペースが自転車優先になっているようです》
入地駅
《唯一の途中駅(無人)入地駅にて》

4.関東鉄道常総線

 佐貫駅に戻ってJR常磐線に乗り換え、12時47分発。今度は上り電車で二つ目の取手へ。

 取手からは関東鉄道常総線に乗り終点の下館に行き、そこからさらに真岡鐵道真岡線に乗り継いでこちらも終点の茂木まで行ってやろう、というのがこの日の当初からの計画。

 そういうのにおあつらえ向きの「常総線・真岡鉄道線共通一日自由きっぷ」というキップがありまして、常総線全線と真岡線・下館~益子間を1日中乗り降りできるというモノ。

 取手駅の窓口で買おうとすると駅員さん、気の毒そうな表情で「平日は取り扱っていないんです」とのこと。うげっ。当てにしてたのに。そういや休日は昨日まで、今日は有給取ったんで平日だった・・・。

 このキップ、2008年5月現在で2,300円。取手~下館の片道キップが1,460円で下館~益子が740円。足して往復分×2とすると4,400円。メチャクチャお得なのにぬかった! 出かけるの、昨日にしとけばよかった! と後悔しきり(でも、ウチに帰ってから調べてみたら関東鉄道のサイトでも真岡鐵道のサイトでも4/1~5/31の期間は平日も利用可ってあったんですけど・・・、どういうことなんでしょか、関東鉄道さん)。

 やむなく次善の策として取手~下館の往復割引きっぷを買いました。こちらは2,000円。まあ、片道キップ2枚買うよりだいぶ安くなるけど・・・。

取手~下館の往復割引きっぷ
《回収されなかったので持ってかえりました》

 とかなんとかで13時19分、取手駅発。編成はディーゼルカー2両。左へグイグイ曲がってJR常磐線とはすぐにお別れ。

常総線の列車その1
《取手駅停車中の常総線ディーゼルカー》

 この列車は下館行ではなく、途中の水海道まで。時刻表を見ると下館までの直通列車は意外と少なく、全体の半分以上が水海道止まりのようです。なお、取手~水海道は複線区間。非電化で複線というのは珍しい。

 沿線はそれなりに宅地化されていますが密度は低く、高層の建物もあまり見当たらず、やはり地味な印象。

《関東鉄道常総線:寺原~新取手間で上り列車とすれ違い》

 と思っていたら、前方に不釣合いにキラキラした建造物が。つくばエクスプレスの守谷駅でした。常総線との接続駅。常総線のホームはつくばエクスプレスの直下。つくばエクスプレス開業にあわせて改良したのでしょうか、他の駅と比べると格段に新しく2面4線で追い抜きの設備もありました。つくばエクスプレスは盛況だそうですから、人の流れもだいぶ変わったのでは?

 常総線の車両基地を通過すると水海道駅。下館行には15分の待ち合わせ。どうせなら駅の外に出たいところでしたが「自由きっぷ」ではなかったので・・・。

水海道駅
《水海道駅・ホーム間の移動は跨線橋ではなく構内踏切で》
常総線の列車その2
《乗ってきた列車は折り返し取手行に》
常総線の列車その3
《乗り継いだ下館行はこれ》

 14時4分、水海道駅発。ディーゼルカー1両。ここからは単線になります。時刻表を見ると列車本数も取手~水海道間よりだいぶ少なくなります。景色も田畑が目立って多くなり、のどかになってきました。地図で確認すると常総線は鬼怒川に沿って北上しているようですが、車内から鬼怒川は見えなかったように思います。その代わり筑波山がずっと見えていました。

 取手から50km少々を計1時間半ほどかかって下館駅の5番線に到着。JR水戸線のホームのさらに向こう側、駅の一番北側にある1番線にはすでに真岡鐵道のディーゼルカー1両が止まっていました。

5.真岡鐵道

下館駅
《下館駅北口・JRと関東鉄道と真岡鐵道の3社の駅です》
真岡線の列車
《なかなか派手目の塗装》

 15時4分、下館駅発。下館駅から乗ったお客さんは数名。後の駅で小学生のおチビが定期券を持って乗ってきましたがすぐに降りてしまい、車内はまた静かに。

 車窓からの風景は常総線と似たり寄ったりでいささか飽きてきました。真岡鐵道では休日などにSL列車を走らせていて、わたしが乗った列車は運行日なら途中ですれちがうダイヤになっているのですが、残念ながらこの日は運行日ではありませんでした。クッ・・・。

《真岡鐵道:折本駅で上り列車待ち合わせ》

 高校生がぼちぼち乗ったり降りたりし、下館から40分ほどで益子駅に到着。ここで途中下車してみました。

 陶芸の町として知られる益子ですが、駅前は静かでした。

益子駅その1
《逆光でわかりにくいですが益子駅》
益子駅その2
《益子駅の跨線橋から下り方面を見る》

 次の列車まで近くを散策することに。窯元や陶器のお店は駅から離れた地区に集まっているようで残念ながらあまり見かけませんでした。コンビニも見当たらず、代わりに空にアドバルーンが浮かんでいたり洗濯もお店でする昔ながらのクリーニング屋さん(ウチのまわりは取次ぎだけのチェーン店ばかり)があったりして、なんだかわたしが子どものころの町の雰囲気でした。

アドバルーン
《最近見ていなかったような気がします》

 駅に戻って何とはなしに傍らにある観光協会の壁に貼ってあったポスターを見ると、前日まで陶器市が開かれていたとのこと。・・・どうも間が悪いとまたガッカリ。

 16時29分、益子発。下校時刻にぶつかったのか、車内は高校生が大勢乗っていて賑やかで、前の列車とは様変わり。多田羅駅のあたりで徐々に山へ入っていき景色に変化が出てきました。

 いい感じになってきたぞと思ったところで終点・茂木。もう17時近くでした。気がつけばここは栃木県。1日で埼玉から東京、千葉、栃木とずいぶんまわったものです。

茂木駅
《茂木駅・上り列車を待つ高校生が何人か》

 駅の周辺には特に見るべきものもなさそうなので次の列車で引き返すことに。

 帰途につくべく17時0分、茂木駅発。こちらも高校生が座席を占領。陽も落ちてきて、ウチには何時ごろ帰れるだろう、明日は仕事だしなと思っていると、「次は終点・真岡」という車内アナウンスが流れてビックリ。茂木駅からの上り列車はみな下館まで行くだろうと思いこんでいて、うっかり行き先を確認していませんでした。

 しかたないので真岡駅で下車したものの下館までのキップを買ってしまっていたので改札を出るわけにもいかず、そのままホームで次の列車を待つことに。次のは茂木駅始発で今乗ってきたのの次の列車。こんなことなら茂木駅のまわりも少し見てまわるのだったとまた後悔。

茂木から下館までの片道キップ
《回収されなかったので持ってかえりました・2》

 真岡線、というだけにここが沿線の中心のようです。駅の中からでもそれは見て取れます。SLの形を模した駅舎は、そういえばTVか何かで見た覚えが。駅の構内には旧国鉄時代のものとおぼしき車両がいくつか留置されていました。もうずっと使われていないらしく、塗装の色は褪せ車体も傷んでいるよう。

真岡駅その1
《もうずいぶん使われていないようでした》
真岡駅その2
《夕闇迫り・・・》

 18時8分、真岡駅発。

 30分ほどで下館に到着。ここからまた常総線に乗り、守谷まで戻ってつくばエクスプレスで八潮に出て帰ることにしました。

 18時39分、下館駅発。すぐに真っ暗になり外の景色は見えなくなりました。

 約1時間かかって水海道に着き、取手行にまたここで乗り換え。めんどうです。19時39分発。

 10分で守谷駅に到着。ホーム階上の関東鉄道の改札を抜けると、すぐそこにつくばエクスプレスの駅が。わりと乗り換えしやすい造りになっていました。

守谷駅
《まばゆいばかりのつくばエクスプレス・守谷駅》

 19時56分、区間快速で守谷駅発。速い! 最高130Kmとあってさすがに段違いの速さです。

 流山セントラルパーク駅を過ぎると高架から地下へ。そういえばこのあたりで総武流山線とつくばエクスプレスは交差しているはずなのに、総武流山線に乗った時に気がつかなかったのはそのせいかと納得。南流山駅を通過後、すぐに地上へ出てまた高架に。

 守谷駅から22.1kmをわずか18分、八潮駅に到着。八潮駅からはバス・徒歩で21時前に帰宅。

 けっこう疲れました。