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自宅サーバ

7. 新サーバー機導入顛末・前編

 2011年8月1日、購入から10年以上経過しているのにもかかわらず、酷使され続けた東芝 Libretto ff 1100 に替わって、新サーバー機を導入しました。

 前年2010年の暮れに購入した 。AOpen Manli M-T2R324

何だったんだ、AOpen Manli M-T2R324 ?

 ではなくなりました(悲)。2011年7月の初めまではそのつもりだったのですが。

 OSのインストールは済ませ、サーバー構築作業も全体の7、8割方まで進んでいたのですが、作業の合間にふと思いついて Ubuntu のツールでハードディスクのチェックをしてみたら、思いっきり異常が! 修復も試みたのですがダメで、完全にディスクがイカれていた模様。しゃあない、交換かとケースのフタを開けて外そうとしたら外れない。というかケースとマザーボードが作り付けのようになっていて、ハードディスクを外そうとするとケースを壊すことになってしまう構造になっているようでした。・・・断念。

 泣く泣く代替機を準備しなければならなくなりました。今度は自作機にすることにし、選択したパーツは下記のとおり。

マザーボード ECS HDC-I2 (Mini-ITX)
CPU AMD E-350(オンボード)
メモリ ADATA AD3U1333C4G9-2(DDR3 PC3-10600 4GB*2)
ハードディスク 東芝 MK3276GSX(2.5インチ 320GB 9.5mm)
ケース Antec ISK-100 (Mini-ITX)

 〆て30,000円弱というところ。

 選択のポイントの第一は、やはり消費電力。365日24時間稼動させっ放しのサーバー機なので、少しでも低い方が望ましい。その分、処理能力や拡張機能については重視しない、という方針でした。

 で、候補に上がったCPUが Intel の Atom D525 と AMD の Fusion E シリーズ。どっちもマザーボードとセットのCPU。

 購入価格でいくと Atom 搭載マザーボードの方が安いんですが、能力では新しい分、Fusion 搭載マザーボードの方が上っぽい。消費電力ではやや Fusion 有利のようだが大きな差はなさそう。

 決め手になったのは、どうせならやっぱり新しい方がほしいというミーハー気分とメモリの最大搭載量。

 Atom マザーがスロット1つで 4GB まで、Fusion マザーがスロット2つで 8GB まで。 ff 1100 の時にさんざんメモリで苦労したトラウマ により後者に決定・・・(笑)。

 Fusion E シリーズのマザーはほとんどが Mini-ITX 。拡張性は重要ではないので素直に Mini-ITX にすることにし、その中からコレにしたのは安かったのとファンレスだったから(わたしが買った時は。その後、ファン付に変更されたようです。発売元の写真見て、びっくりしました。だいじょうぶかしら・・・。)。稼動させっ放しで負担がかかることを考慮すると、故障の可能性があるものはなるたけ使いたくないという考えです。ややマイナーなメーカー製で機能が比較的少なめという点については目をつぶりました。

 メモリはとにかく最初っから最大まで入れるということ以外は考えておらず、メーカーも何もこだわらず秋葉原で目についた安いのを購入。

 ストレージは消費電力の観点から当初 SSD にしようかと思っていたのですが、2.5インチのハードディスクとはそれほど差がないらしいことから安きに流れて方針変更。もともと高速性能は求めていないし、実績はハードディスクの方があるわけだし、容量にも余裕が・・・。で、購入時点で秋葉原最廉価レベルかつ ff 1100 でもずっと使っていた東芝製のこれにしました。でも、ウチの用途じゃ 320GB も使いきらんよな、きっと。

 ケースはマザーボードに合わせて Mini-ITX 、消費電力の点で多少有利かなと思われるAC電源付を購入条件にしていたのですが、選択肢、少ない・・・。つーか、良さそうなのがこれくらいしかない・・・。おまけに秋葉原でも取り扱いが少なくて買うのに一苦労でした。

買った物

 CD/DVDドライブは、手持ちの USB 接続のを使うことにしていたので買っていません。サーバー用途の場合、OSインストール時以外では使うことは稀ですし。

 それにこのケースはCD/DVDドライブ内蔵不可です。2.5インチのドライブが2つ内蔵できるだけです。拡張カードも付けられません。ご注意。

 キーボードも、手持ちの余剰品を使用。モニターはOSインストール・初期設定時のみメインのデスクトップ機のを共用し(入力が2系統あった)、以降は SSH でリモート接続して作業を進めました。

Antec ISK-100のパーツ

 組み立てはパーツが少ないので、比較的楽にできました。ただ、マザーボードへ接続するケース付属の電源ケーブルが妙に短くてつなぎにくかったです。このマザーだとギリギリぐらいの長さです。ご注意。

パーツをケースへ収めたところ

 ケースはご覧のとおり、Mini-ITX のマザーを1回り大きくした程度でとてもコンパクト。片面がメッシュになっており、通気性もよさそう。ファンも静かで、マザーがファンレスだったこともあり、そばに置いて作業していても動作しているのを忘れるくらいでした。

完成状態・前方から

 肝心の消費電力は一通りのサーバー構築作業が完了し、実運用直前の段階で計測したところ、下記のとおりでした( サンワサプライの簡易検電器・TAP-TST8 ワットモニター による)。

電源切断状態 0.9〜1.1W
起動時最大 27.4W
起動後安定状態 15.7〜17.2W

 おおっ、起動後安定状態ではネットブックの ASUS EeePC 701SD-X とほぼ同水準。良い数字だと思うんですが、いかがなものでしょう?

完成状態・後方から

 今回の新サーバー機導入にあたっては、サーバー機本体以外にも下記の機器も購入しました。

カードリーダー/ライター バッファローコクヨサプライ BSCRA29U2 (USB2.0)
無停電電源装置(UPS) オムロン BY50S

 カードリーダー/ライターは、データの定期バックアップ用。余っていたSDカードを入れて cron でバックアップしています。

 この製品にしたのは、サーバー機本体のパーツを買った店でたまたま安く売っていた(480円)のを目にしたから。

 無停電電源装置は、当然停電対策及び落雷対策用ですね。自宅サーバーを運営していながら今まで入れていなかったのは、ちょっと問題・・・(苦)。

 この製品にしたのは、日本製・出せる範囲の価格(16,500円)・USB 接続対応といったところから。

オムロン BY50S

 夏真っ盛りの8月1日からクーラーの入っていない部屋で実運用を開始しましたが、今のところハードウェアの問題は発生していません。一安心。

 今回はとりあえず新サーバー機のハードウェアをご紹介しました。後編では新サーバー機のソフトウェア関係について掲載する予定です。では、また。