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開店休業の記

今日の料理

わかめときゅうりのしらす和え

 きゅうりとしらすが安かったので、わかめときゅうりのしらす和えです。

 きゅうりは100均のスライサーで薄く切り、塩をふってしばらくおきます。その後で絞って水分を出します。

 塩蔵わかめは洗って水につけて戻してから食べやすい大きさに切ります。

 ウチは生姜もみじん切りにして入れます。

 後はきゅうりとわかめとしらすと生姜を、酢・ゴマ油・しょうゆ適量で和えて、できあがり。

 今回は白ごまも入れたんだった。

 絞った後のきゅうりの薄切りを他の具材と混ぜる時、一枚一枚はがさなければいけないのはめんどうですが、それ以外は簡単。

昨日の行楽

 緊急事態宣言も解除となり、新型コロナの感染状況もどうやら落ち着いたようですし、さすがに謹慎状態にはうんざりで、そろそろお出かけしたくなりました。とはいえ、人混みは避けたいところですんで、平日の昨日、久しぶりにランドナーを出して東京都府中市まで行ってきました。自宅から40kmほど。目的はコレ。

府中市美術館:「開館20周年記念 動物の絵 日本とヨーロッパ ふしぎ・かわいい・へそまがり」

 観る前に、8時前に家を出発して着いたのは11時過ぎで、すっかりお腹が空いていたので館内のカフェで昼食。

手ごねハンバーグのランチ

 手ごねハンバーグのランチです。ご飯は玄米で大盛です。さほど大盛ではないなと思ったのですが、周囲は女性ばかり、客層に対応した大盛なのですね。美味しかったです。

 食べ終わって、さて本題へ、というところで、なんと、

本日無料観覧日です

でした。むう、日ごろの行いの良さが効いたのか。無料期間は10月10日までだそうです。

 市の美術館ですのでそれほど規模が大きいものではなく、1時間少々で見て回れるこじんまりとした展覧会ですが、なかなか充実した内容で楽しかったです。平日なので比較的空いていてじっくり観られましたし。

 まず、お出ましなのが伊藤若冲の「象と鯨図屛風」、これはけっこう有名ではないですかね。上田公長の「雪中熊図」、江戸時代の日本画でクマって珍しいような気がしますが、なかなか質感が写実的。これに対して、虎の絵は複数展示があったのですが、どれもなんかウソっぽいというか変な虎になってしまっています。日本にはいなかったからか、架空の動物っぽい描き方。

 動物が描かれた西洋画も展示されていまして、日本画との描き方の違いがよくわかります。

 遠藤曰人「蛙の相撲図」のおトボケ感や鍬形蕙斎「鳥獣略画式」のマンガっぽいところが好き。

 一部で注目されているという徳川家光(江戸幕府三代将軍その人です)の動物画は、なるほど独特の味わいがあります。江戸幕府全盛期の将軍という肩書とは裏腹の、情けないというか頼りないというか、そんなたたずまいが、むしろ孤高で唯一無二、という評価もできるかもしれないけど、どうなんだろ、コレ、とも言いたくなるような、ああ。

 陽の高いうちに帰途につきました。きれいに晴れ、10月とは思えぬ暖かさで半袖Tシャツ一枚でちょうと良い心地、でも夏のようなきつい陽射しはなく、気分良く走れました。

 もっとも往復で80km超、運動不足がたたって終盤はちょっと厳しかったですが、その疲れともども「オレ、生きてるわぁ」という不思議な実感が収穫になりました。

今日の音楽 ー もう一押しが足りない

If You Saw Thro' My Eyes

 Thompson 翁関連旧作シリーズです。今回は Ian Matthews のソロ作を再び。1971年の "If You Saw Thro' My Eyes" です。

 "Tigers Will Survive" の前作で、Matthews Southern Comfort の後になります。翁や Sandy Denny 、後に一緒に Plainsong を結成する Andy Roberts らが参加しております。翁が参加しているのはクレジット見なくてもギターの音でわかります。

 彼らしい、アメリカのフォーク/カントリーからの影響を英国的なセンスで表現した音です。そして、Ian Matthews といえば、あの切々とした歌声ですね。

 美しい音です。なんですけど、ちょっと物足りない。彼の紡ぐこの音楽が好きで好きでたまらないという人はこれでよいのでしょうが、前後の作品と傾向が近すぎて印象に残らないのです。個人的には "Plainsong" が大好きなので、どうしても "Plainsong" を基準にして評価してしまうので。厳しい?

今日の料理

とうもろこしご飯

 ちょっと時期外れですが、とうもろこしご飯です。たまたまネットでとうもろこしご飯の記事を見て、食べたくなって作りました。

 作るのは簡単で、ふつうにご飯をといで、しばらく水に浸して、炊く前に塩と日本酒少々、とうもろこしは皮をむいてひげをとって半分に切って、実を包丁でむいて、実と芯をお米の上にのせて、あとはいつもどおり炊飯器で炊くだけです。芯もいっしょに炊くのがポイントらしい。もちろん食べる時はのけちゃいます。

 いい感じでできました。おいしいです。バターや醤油を入れてもよいらしいので、また試してみます。

今日の本

ミャンマー政変

 「ミャンマー政変」(北川成史:著 筑摩書房)、読了。

 今年2月1日に起きたミャンマーのクーデター。曲がりなりにも民主化の方向へ進んでいるのではないかと思われていただけに、寝耳に水でした。

 本書は今年の7月に出たばかりなので、情報の鮮度は高いです。まず、クーデター前後のミャンマーの状況から入り、植民地から独立して現在に至るまでの歩み、多民族国家としての一面、国際社会の対応と、新書ですので紙幅に限りがある中、門外漢がとりあえずミャンマー情勢を知るための一冊としてはよくまとまっていると思います。著者は東京新聞・中日新聞のアジア担当経験のある記者。

 と、読んでいる間にも情勢は緊迫の度を増しているようで、反軍・民主派は武装蜂起へと踏み切る姿勢を見せており、内戦へ突入しかねない様子です。そうなれば悲惨な結果は目に見えるだけに、なんとかならないものか。

今日の本

北朝の天皇

 「北朝の天皇」(石原比伊呂:著 中央公論新社)、読了。

 先に題にツッコミ入れておきますと、南北朝合一後から応仁の乱前後までの天皇についても大幅に紙幅を割いて(全体のほぼ半分)取り上げてますので、「北朝期限定」ではないです。もちろん合一後の天皇はすべて北朝系ですので、まちがいというわけでもないのですが、念のため。

 なかなか、いいところに目をつけましたね。南北朝期の天皇というと、南朝側に注目が集まりがちで、北朝側は影が薄く、どんな人がいたのか知られていません。若い世代の研究者らしいというか。

 なるほど、名実ともに君主(=最高権力者)たることを目指したものの大方には受け入れられず消えていった南朝に対し、「名」はともかく「実」については目をつぶって武家に思いっきり依存することで生き残りに成功した北朝。そんな北朝の見ようによっては涙ぐましい処世術をご紹介、というものです。

 文体に「頼朝の武士団」と共通する匂いがあります。このへんも若手らしい。わたしはけっこう好きなノリなんですけど、人によって評価が分かれそう。

今日の音楽 ー 力作、でも不満

21st Century Love Songs

 The Wildhearts の2年ぶりの新譜が出ましたので、早速。"21st Century Love Songs" です。ジャケットは・・・、趣味じゃないな、とりあえず。

 元気です。爆音ロックンロールです。メンバー、皆けっこういいトシのはずなのに。

 それはいいのですが、前作でも感じた単調さが本作でも。

 中心人物の Ginger が The Wildhearts 以外のプロジェクトもいろいろやって発散してしまっているからなのか、それで The Wildhearts では原点回帰でってことなのか、似たタイプの曲が並んでいる印象です。

 昨今の沈滞した世情に反発するかのようなエネルギーに満ち溢れた騒がしさは好ましいのですが、彼らの良さはそれだけではないと思っているので、そのエネルギー量にもかかわらず何か物足りないです。

 もう少し遊びが欲しい。

今日の料理

ニンジンのきんぴら

 ニンジン、嫌いなんですが、料理によっては欲しいことがあるし、わりと安い食材なんでつい買ってしまいます。で、時々、余らせて持て余しています。

 捨てるのはイヤなので、なんとか処分できないかと考えて、コレにしました。ニンジンのきんぴらです。

 ニンジン、かたまりだと食べられません。ミックスベジタブルに入っている、あのくらいの大きさでもダメで、使う時はみじん切り、薄切り、千切りとかにして熱を通してます。きんぴらならなんとかイケそうかなと。

 余ったニンジンをひたすら千切りにして、フライパンにゴマ油をひいて炒めます。

 油が全体にまわってしんなりしてきたら、あらかじめ混ぜておいた酒・みりん・しょうゆ・だしの素を適量入れ、全体と混ぜて弱火にし、フタをして数分蒸します。

 蒸したらフタをとってゴマを適量混ぜます。

 最後にしょうゆを鍋肌に沿って回し入れ、混ぜたらできあがり。

 ニンジンの青臭さがうまいこと抜けて、おいしくいただけました。成功。

今日の本

子どもたちの階級闘争

 「子どもたちの階級闘争」(ブレイディみかこ:著 みすず書房)、読了。

 ここのところ、著者の本をよく読んでいます。今回、題に「階級闘争」なんてあるので政治向きの話かと思いきや、著者が勤務していた英国の無料託児所(著者曰く「底辺託児所」)の体験談です。

 かなり壮絶です。「まあ、外国の話だしね」と割り切って読むことも可能でしょうが、著者も時々言及する映画監督ケン・ローチ描くところの英国の社会問題が、日本とけっこう共通していることを考えると、あまり他人事だと思わない方がいいのかも。

 それに日本には日本の、別の壮絶さが、すでに存在しているのかもしれないし。日本の保育園の保育士の配置基準が、3歳児20人につき1人とか(英国は例外はあるものの3・4歳児8人につき1人だそう)、それで目が行き届くんでしょうか? 筆者も言うとおり、3歳児は侮れませんよ。

 園庭が狭いのか、公園で遊んでる保育園児集団を見ることがあります。彼ら、突然てんでバラバラにダッシュしたりするからコワいのよ。園児を確保すべく少人数で必死に走り回ってる保育士さんたちを見ると、なんとかしてあげた方がいいんじゃないかと思うわけですが、むしろ配置基準をさらに緩和することによって待機児童問題の解消につなげようっていう話もでているらしいです。不安。

 例によって、「アニー・レノックス」とか「スージー・スー」とかいう名前が形容で出てきます。

今日の音楽 ー あら、残念

These Changing Skies

 新規開拓です。ネタ元はやはりネットラジオ。

 アメリカの男女5人組・Elephant Revival 、2013年のアルバム "These Changing Skies" です。

 ギター、バンジョー、マンドリン、フィドル、アップライトベースにウォッシュボード、ミュージカルソーと、アコースティックの楽器ばかり。ということでもろにフォーク/ブルーグラス系の音なわけですが、泥臭さやダラッとしたところは感じられず、締まった演奏です。歌は男女混合だったり、それぞれだったりと。収録曲は基本的にメンバーの作です。

 落ち着いていてスッキリした感覚が新世代らしいなぁと。やはり最近の新規開拓組・Darlingside とそのへん、共通した感触があります。

 あっさりしすぎて各曲の印象が薄口なのがやや残念ではありますが、今後も期待できそう、と思ったらすでに解散しているとのこと。2006年結成、2018年解散だそうですから、活動期間は10年以上で短いとは言えないでしょうが、わたしが知らんうちに現れてアルバム出して、気がついたときにはいなくなっていたとは、あうう。