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蕭寥亭

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今日の音楽 ー しみじみ

White Light/Roadmaster

 なぜか、ふと思い出して聴いてみることにしました、Gene Clark 。

 彼といえば、元 The Byrds 。在籍していたのは最初期の2枚のアルバムだけなんですが、その2枚でのカバー以外のバンドオリジナル曲の大半は彼が手がけたもの。The Byrds はデビューから最後まで残った Roger McGuinn のバンドという印象が世間的にも強いのですが、初期2枚を聴き返してみれば、Gene Clark 色がかなり濃いのがわかります。Tom Petty がカバーした "I'll Feel a Whole Lot Better" も彼の曲だし、The Byrds 初期の代表曲の一つ "Eight Miles High" は彼が脱退直前に Roger McGuinn 、David Crosby と共作したシングル。ちなみに歌詞の一節に "In places, small faces unbound" とありますが、これは当時デビューしたばかりの Small Faces に引っかけたものだそう。

 それで The Byrds 脱退後のアルバムを聴いてみようと思ったのですが、どれ聴いたらいいのか、わからない・・・。脱退後、商業的な成功はなかった人ですんで。

 結局、"White Light/Roadmaster" にしました。ソロでは2作めにあたる1971年の "White Light" と 1973年に出た未発表曲集 "Roadmaster" をCD1枚に押し込んだもの。なぜ、これにしたかというと、お得だなと思ったからで・・・。

 "White Light" は The Byrds 脱退から5年後ということになりますが、音はだいぶカントリー寄りになった感じです。The Byrds 時代は前出 "Eight Miles High" などヒット性のある曲を書いていた彼ですが、ここでは派手めな曲はなく、地味な印象。その分、穏やかで落ち着いて聴けるアルバムともいえますし、しみじみとした彼の歌声がいい味出してます。"With Tomorrow" の心地よさが好き。ただ、良質であっても、売れなかった、というのがなんとなく納得できる地味さ加減ではあります。

 CD後半が "Roadmaster" 。オマケと思っていたこっちの方がポップに聴こえるのはなぜ? もろ The Byrds みたいな曲もあるじゃん!? と思ったら、再結成 The Byrds 用の曲や The Flying Burrito Brothers といっしょに演ったのが含まれてるからか。"One in a Hundred" は "White Light" にも入っている曲ですが、"Roadmaster" の方が印象が強いです。コーラスと Roger McGuinn らしき12弦ギターが加わると、こうなるのか。

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