またノンサッチの「エクスプローラー50+」です。当分続きます。
今回はペルー。"Kingdom of the Sun - Peru's Inca Heritage" です。ペルーの音楽といえば "El Cóndor Pasa" ! フォルクローレ! と以前は思っていたのですが、やや誤解があったようで、フォルクローレというのはペルーだけじゃなくおおざっぱにラテンアメリカの民族音楽を指す言葉なんだそうです。
本作は1968年にペルーで地元の人たちの演奏を収録したもの。以前聴いたフォルクローレ、Los Incas はフランス・パリで結成されたグループだったし、Incantation はイギリスのグループだったので、本場物のペルーの音楽は初めてになるのかしら?
都会のグループであったその2者と比較すると、エンターテイメントっぽさが薄くて素朴な感じがします。まあ、当然か。
縦笛のケーナ、長さの異なる複数の葦の管を束ねたパンパイプ形式の笛シーク、アルマジロの甲羅がボディに使われるギターに似たチャランゴなどが使用されているのは共通。
笛のちょっとかすれた感じの音が独特で好きです。チャランゴの、ギターより硬質に響く音もいいです。
このシリーズの中ではなじみやすいメロディで、解説によると五音音階が多用されるところが日本の民謡と共通しているとのこと。なるほど。