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蕭寥亭

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今日の音楽 ー サイケデリックとは?

We Are Ever So Clean

 今回は Ronnie Lane 関係を。

 Blossom Toes 1967年のデビュー・アルバム "We Are Ever So Clean" です。ボーナストラックてんこ盛りのCD3枚組です。1枚めがアルバム本編で、2枚めは丸々1公演分のライブ、3枚目はデモとラジオ出演時の演奏となっております。

 メンバーの Kevin Westlake は Ronnie の記念すべきファーストシングル "How Come" の共作者です。Brian Belshaw は Slim Chance でベースをやってました。

 本作本編は英国サイケデリックの隠れた名盤と現在評価されているそうです。そういや時期的に真っ只中か。

 なるほど。これはなかなかの質の高さ。日本での知名度はきわめて低い人たちなんじゃないかなと思いますが、サイケ好きの人は押さえておいて損なしではないかと。

 た、だ、ですねぇ、わたしはさほどサイケデリックが好きではないもんで。

 この音は繰り返し聴いてると「ちょっとクドいな、しつこいな」と感じてしまいます。

 「遊び心がある」と評価することもできるんですが、「遊びが過ぎて悪ノリ、冗長になってる」という気もしないでもないです。

 わたしの好みからすると、もうちょっと引き締まった音にしてくれた方がいいのですが、そうしないのがサイケデリックというものかもしれません。もともとおクスリとセットの音楽らしいしな。

 正直、こういうの、3枚も聴くのはタりぃなと思いつつ、せっかく3枚組買って残り聴かないというのもねぇ。

 ということで、2枚めへ。

 ! なにこれっ!? なんなの、この爆音はっ! ガレージバンドみたいですよ。これ、1枚めと同じバンドって、ウソでしょう?

 Small Faces を引き合いに出すと、1枚めのアルバム本編は Small Faces のイミディエイトでの1枚目のアルバムに近い感触ですが、2枚めのライブは Small Faces の "Live 1966" っぽい。

 録音状態があまりよくないってのもありますが、演奏自体、荒い。しかし、1枚めでは感じられなかった躍動感があります。

 アルバム本編は1967年の11月の発表で、2枚めのライブは同じ年の8月だから時期も近いのに、どうしてこうなるのか。曲も重なってるのは1曲しかないし。

 サイケデリックの皮を剥くとこうなるのか。サイケデリックとは、ハリボテなのか・・・。

 3枚目はというと、最初の3曲はデモなんですが、アルバム本編には入ってない曲ばかりです。これはサイケ色はやや薄く、叙情的で同時期の The Kinks をちょっと思い出します。意外にもよいのですな、個人的には好感を持ちます。

 あとはラジオ出演時の演奏でアルバム本編の曲が披露されるのですが、こっちはさほど・・・。悪くないですけどね。むしろアルバムに入ってなかった曲の方が好きです。

 こういう、オリジナル・アルバムに未発表曲とかデモとかをボーナストラックとして大量につけたデラックス盤はたくさん企画されてますが、こういう評価になる作品は珍しいです。