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蕭寥亭

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今日の本

トヤのひっこし

 『トヤのひっこし』(イチンノロブ・ガンバートル:文 バーサンスレン・ボロルマー:絵 津田紀子:訳 福音館書店)、読了。

 モンゴル出身の作者ご夫婦が近隣の市にお住まいということをたまたま知りまして、読んでみました。

 モンゴルの遊牧民の家族が、春の終わりにゴビ砂漠の向こうにある放牧地へ引っ越しする旅路を描いた絵本です。出版社によると対象年齢は「読んであげるなら4才から 自分で読むなら小学低学年から」とのことです。

 ほぼすべての場面が横長の本の見開き2ページを使って描かれています。大草原の空間の広さを表現しようとするとこうなるわけかしら。

 動物がいっぱい! 中心はこの家族の家畜(ウマ、ウシ、ヒツジ、ヤギ、ラクダ、イヌ)ですが、よく見ると画面のあちこちにいろんな動物がいます。探すのも楽しいかも。荷物はウシヤウマには積まずにラクダに積むのね。草原の地面に穴を掘って暮らしているのはタルバガン?

 モンゴルは乾燥地帯だから雨はあまり降らないのだろうけど、降られると大変そう。雨宿りするとこ、あんまりないだろうし。子どもがゴビ砂漠越えかぁ・・・、トヤがぐったりしてる・・・。

 作者が本場モンゴルの人なんで、想像力だけで描いたものではないでしょう。

 当然、子ども向けなんですが、遊牧に興味がある大人もいかがでしょう。