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蕭寥亭

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今日の本

テクノ封建制

 『テクノ封建制』(ヤニス・バルファキス:著 関美和:訳 集英社)、読了。

 「資本主義はすでに死んでいる」

 どっかで聞いたセリフだな(翻訳者の方、当然、意識して使ってらっしゃいますよね?)。これが著者の仮説だそうです。資本主義に代わって登場したのが本書の題であるテクノ封建制で、本書はそれを論じていきます。

 著者は経済学者で、ギリシャの財務大臣を務めた(!)人です。

 すみません、よくわかりませんでした・・・。まったくチンプンカンプンということはないんですが、理解度は多分3割以下。

 ネットのビジネス領域を寡占的に押さえた巨大企業を封建領主に、それに依存せざる得ない状態にあるわたしたちを農奴に見立てて、この新たなる経済段階を論じる、っていうのはまあ、薄らぼんやり理解できるんですが、どうも著者の議論の展開にうまくついていけてないです。文章は難しいものではないですし、経済学の本にありがちな数字やグラフがバンバン出てくるというものでもないのですが、著者の言葉から実際に起きていることのイメージが浮かばないのです。不思議。

 名付け方からもわかるように著者はこの「テクノ封建制」をヨーロッパのかつての封建制と重ねて見ているようなんですが、わたしはそっち方面、疎いのでピンとこないというのもあります。残念。