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蕭寥亭

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今日のマンガ

『妖怪ハンター』地の巻

 『妖怪ハンター』地の巻・天の巻・水の巻(諸星大二郎:作 集英社)、読了。

 このシリーズ、ほとんど読んでいたはずだよなと思いつつ、確認しようと現行版で読んでみました。

 結果、天の巻は半分以上読んでいなかったようです・・・。確認してよかった・・・のか?

 考古学者・稗田礼二郎が研究調査の過程で遭遇した奇怪な事件の顛末、というお話。連作で様々な異形の者たちが登場します。

 1970年代のオカルトブームを思い出すような作品です。それも確認してみたんですが、シリーズ最初の『黒い探求者』は1974年の発表でそのまっただなかという時期でした。ただし、その後、かなり飛び飛びの発表になっており、なんだかんだで1990年代半ばまで続いていたそう。絵柄があまり変わっていないので、気がつきませんでした。

 オカルト、といっても本作はほぼすべて日本の土着的民俗・伝説から材をとっており、それが独特の雰囲気を生んでいます。

 絵柄がまたね、現在の主流のアニメ風とは住んでいる世界が違うんじゃないかっていうくらい異なる泥臭さがなんともいえません。土や岩の質感とか、異形の者たちのグニョグニョネチョネチョした気持ちの悪さ、あるいはひどく歪な形態に人とは相容れぬ異様な目つきとか(褒めてます)。

 昔、読んだとき(初出?)、魚をくわえたあんとく様がすごく怖かった・・・。