わりと間際になって Soccer Mommy が来日することに気がつきまして。
ライブとはどうも相性が悪いもので、どうしようかなと迷ってのですが行ってきました。何年ぶりだろ。
場所は東京、恵比寿のライブハウス、LIQUIDROOM 。
本国ではともかく、日本でそんなに人気あったかしら? それほど大きなハコではないし。円安だから遠路わざわざ来ても割が合うかしら?
などと、余計なことを考えつつ、恵比寿の駅から徒歩数分で現地到着。
Soccer Mommy はまだ20代だし、ファンも若い人ばっかり、ひょっとしたら在日のアメリカ人ばっかりだったりして、とか思ったりもして、実際若い人中心でしたが、わたしより年長じゃないかという人もちょこちょこいたりしてちょっと安心。外国人らしき人たちもいましたが少数でした。
さらに客層は、と見渡すと、なんというか、いかにもロックな感じの人はあまりおらず、わたしと大差ない地味めな人(さりげなく大変失礼な形容)が大半。男女比は6:4あるいは7:3くらいだったでしょうか。
早めに着いたので、会場の上階のスペースで座って待ってたら、入口の方からどこかで見たことある女性がトコトコ歩いてきました。
Soccer Mommy 本人!
知っている人がいたのか、ニコニコしながらだれかに手を振ってわたしの2メートル前を通り過ぎて、関係者以外立ち入り禁止の一角に入っていきました。
間近で見た彼女は、あちらの人にしてはかなり小柄(目測で身長150cm台)で目のおっきなかわいい感じの女の子でした。いかにもミュージシャンって感じの人ではなかったです。
早めに来て得しましたが、"Clean" のジャケ写や "Shotgun" のMVのキツい目つきが印象に残っていたので、なんだか拍子抜け。
18時入場開始。立ち見でギュウギュウ詰めとまではいきませんでしたが、それなりに埋まって4〜500人は入ったのかしら? 開演前に会場の放送でかかっていた曲はどれも知らないのでした。このへん、世代ギャップは隠せんな。
19時、開演。前座の演奏が30分あって、本編へ。
1曲めは "Color Theory" 収録の "Circle the Drain" でした。
バンドはギター、ギター兼キーボード、ベース、ドラムのオーソドックスなロックバンド編成。技巧的というのとは違いますが、メリハリしっかりつけられる現場で鍛えられたバンドと感じました。
Soccer Mommy 本人はというと、この人はどんな歌でも歌いこなすという器用なタイプではなく、客受け第一のエンターテイナーでもなく(名前がサッカーだからって、イギリスの某ロックシンガーのようにライブで客席にサッカーボール蹴ったりしません)、取り憑かれたように熱唱する人でもなく、実直に切々と歌っていく人でした。
それほど声量がある方ではないのですが、大音量のバックの音に埋もれず、ちゃんと伝えられる声には不思議と力があり、素直な良いメロディと相まって説得力十分。
アメリカ育ちだからドッカンなバンドサウンド中心で演ってますけど、この人、日本生まれだったらアコースティックギター抱えて街角で弾き語り演ってたようなタイプでは?
前から実は彼女、マジメなのでは、と疑いをもっていたのですが、その印象はますます濃くなりました。
実際、後半に他の4人がいったん退場して、彼女1人で1曲歌ったのですが、すごく似合ってました。ギターもうまいし。
そういう彼女のファンらしく、お客さんも飛び跳ねたり拳を突き上げたりせず、頭を小さく振りながら聴き入っていました。
わたしがライブが苦手なのは周りのノリについていけず、終始立ち尽くしているだけって状態になってしまうことも一因なのですが、こうやって落ち着いて聴けるならいいなと思えたのは収穫でした。
個人的に1番良かったのは "Bones"!
演奏曲は他に
など。本編14曲にアンコールで "Scorpio Rising" 。
1時間半ほど。良いライブでした。
曲間で彼女が話していたことは、わたしの乏しいリスニング能力ではほとんど聴き取れませんでしたが、最後の方で "Come back soon" と言っていたのはかろうじてわかりました。また来てくれるなら、また行きたいです。
蛇足。
ライブ終了後、明るくなった会場で流れてきたのは、R.E.M. の "Turn You Inside-Out" !
30年以上前のの曲だぞ。ジジイ向けのサービスかっ!?