久しぶりに Elephant Revival で。2015年の "Sands Of Now" です。
ライブ・アルバムですね。2014年の11月にアメリカ・コロラド州にあるボルダー・シアターというところで、2夜公演を行ったのを収録したものです。CD(12曲)とDVD(11曲)の2枚組。ただ、ダブっているのは3曲だけ。よくあるCDの曲目に映像がついたのがDVD、というのとはちょっと違います。DVDの映像も曲間で切り替わってコンサー以外の映像が挟み込まれたりするので、実際の公演を曲順そのままに収録しているのではないかもしれません。しかも、最後の曲はボルダー・シアターではない別の屋外の会場での演奏です。変な構成だ。
楽器の持ち替えはありますが、基本はフィドル、ギター、アップライトベース、バンジョー。ライブなんですが、前に聴いた2作同様、フォーク/ブルーグラス的なアコースティックな音+現代的で落ち着いた感覚・歌唱・曲調。演奏、うまい!
で、前に聴いた2作同様、落ち着きすぎていて、ちょっと盛り上がりに欠けます。音自体は好みなんだけどな。もともと、ロック的なはったりを期待すべきグループではないのでしょうし。
とか、思いながら先にCDを聴いてからDVDへ。
あれっ、なんか、映像の方がいいぞ? 別に凝った演出しているわけじゃないんですけどね。メンバー5人が横一列に並んで、ただ演奏するだけ。マイクスタンド放り投げたり、サッカーボール蹴ったりしません。でも、表情やただただ実直に演奏する姿が音に合っていていい感じ。映像はクリアで各メンバーをしっかりとらえています。ボーカルは Bonnie Paine が中心とはいえ、5人全員歌いますので、どの曲のどの部分をだれが歌っているのかわかるというのもいいですね。Bonnie Paine が首から下げているのはウォッシュボードかしら? ああやって演奏するのね(5曲目の "What's That" が一番わかりやすいかな?)。CDとダブっている "Cosmic Pulse" もなぜかDVDの方なら印象に残ります。わたしはどちらかというと音が聴ければいいという方で、映像はあまり重視していないのですが、本作はあってよかった。
ただ、メンバー以外の男女二人組が出てきて曲芸のような演技を披露するのはどうでしょうか。演技が良くないというのではなくて、演奏している横で演技だと、結局、観る方が音にも演技にも集中できない感じです。ステージがあまり高くないので、演技と観客がカメラからかぶってしまってよく観えないってのもあります。
途中、観客がデジカメか何かで動画撮ってるのが映ってますけど、あれはいいんスか?(笑)
客席からステージへ迷い込んできたらしい風船も味があります。
一番好きなのはDVDの2曲め、"Birds And Stars" 。バンジョー、フィドルの控えめなソロも良いです。