お粗末個人サイト 

蕭寥亭

 開店休業の記  
Blueskyへのリンク用アイコン 読書メーターへのリンク用アイコン

今日のマンガ

碁娘伝

 『碁娘伝』(諸星大二郎:作 潮出版社)、読了。

 作者が得意とする中国物です。時代は・・・、唐代だろうか、宋代だろうか? はっきりしないようですが、そのへん。タイトルの碁娘を主人公とする4話を収録。いろいろ事情があったようで、第一話が1985年、第二話が1993年、第三話が2000年の第四話が2001年と飛び飛びの初出となっております。でも、絵柄は変わらないので違和感はありません。そういえば、作者、初期からあまり変わらない人ですね。

 城外の荒屋敷に妖怪が出るという。ある度胸自慢の男が正体を見極めてやろうと一人で訪れると、夜更けに美女が現れて碁の勝負を誘う・・・。

 作者らしい怪しい出だしですが、意外にも(こちらも作者得意の)怪奇物ではないよな・・・。どちらかというと、日本の時代劇の「悪を斬る!」的なお話です。「あとがき」で作者もそういう作品を目指したとのこと。

 わたしは碁が全然わからないので、わかればもっとおもしろかったかも・・。

 「あとがき」で「本当は中国には『碁』という字はないようです」というオチも。