さりげなく、Ronnie Lane 関係を。
Mike Heron 1971年のアルバム "Smiling Men With Bad Reputations" です。
Mike Heron つーと、ソロよりイギリスのサイケデリック・フォーク・グループ The Incredible String Band のメンバーとして知られているんでは? と言いつつ、わたし、The Incredible String Band は聴いたことないんですが・・・。名前は知ってますけど、どうもその道の人以外が手を出すものじゃないという謎の印象(偏見)がありまして。どんな道の人だよ。
でも、Ronnie Lane が参加しているならねぇ・・・。どんなマニアックな音なのやら、とおそるおそる聴いてみました。
1曲め、"Call Me Diamond" がまったく予想に反して、サックス鳴り響く軽快なソウル風ロック! 明るい! Mike Heron のボーカルはちょっと Sam Cooke っぽい! かっちぇーじゃないですか。
2曲め、"Flowers of the Forest" 、こっ、このギターは・・・、音を聴けばそれとわかる Richard Thompson 翁(この時、まだ22歳だけど)ではありませんか!
プロデューサー、Fairport Convention でおなじみ Joe Boyd なのね。その関係で駆り出されたんかな? Dave Mattacks に Simon Nicol 、Dave Pegg も参加してるし。
Ronnie Lane が参加しているのは7曲目、"Warm Heart Pastry" 。こっ、これはモロに The Who! そりゃそうだよ、Pete Townshend と Keith Moon 参加だもん。Joe Boyd によると、Pete が Keith と Ronnie を連れてきたらしい。Ronnie のベースは、John Entwistle じゃないのでソロ弾きまくったりはしません(笑)。彼らしい、輪郭の丸っこい音です。
オリジナルでは9曲入りのアルバムだったんですが、CD化に際してボーナス2曲が追加されています。こちらには Elton John と Jimmy Page が参加! どっちも楽しげでいい曲じゃん! これ、オリジナル未収録って、なんでよ? Jimmy Page のギターも彼らしい音ですが、当時全盛期の Zeppelin みたいなケレン味たっぷりではなく、いい意味で軽くリラックスした弾きっぷり。
他に John Cale や Steve Winwood も参加! それほど有名ではないアルバムなのに超豪華ですなぁ。
でもゲストの豪華さだけが売りってわけではありません。ロック、田園的な美しいフォーク、時代を感じさせるインド楽器大活躍の妙な曲とバラエティに富み、活気あふれる優れた作品です。つけたりみたいだけど。
The Incredible String Band も聴いてみようかな。