またさかのぼっての Soccer Mommy 、2018年の "Clean" です。初めてのオリジナル・スタジオアルバムで、発表時、まだ20歳。
ジャケ写の彼女がまた愛想のかけらもなく、こっちをにらんでますが・・・。このトゲトゲした感じが彼女らしいですけど。
でも、声がなんか幼い。響きがなんか頼りない。去年最新作が出たばかりで、比べてしまうからなおさらそう感じます。メランコリックなのは共通しているんですが。
他人を拒むようなキツい表情をしていても、牙を剥き出しにして本気で攻撃的にはなれない。どっちかっていうと、落ち込み屋。斜に構えても結局、いっしょうけんめい歌ってしまう。そんな印象です。
オルタナ・ロックっぽい曲とフォーク寄りの感傷的な曲で構成されています。
バックの音、仕上がり、ともにやや不安定というか、ぎこちない印象で、完成度としてはまだまだというところかもしれませんが、そこがむしろ、この時点の彼女に合っているという気もします。Burt Bacharach みたいな流麗にしてオシャレで上品なバックがついたら、この歌声、多分、浮く。
ぶきっちょで実はマジメなアメリカ娘が何かまちがってやさぐれるとこんな感じになります、みたいな音です。わたしはけっこう気に入ってます。