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蕭寥亭

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今日の本

日本のコメ問題

 『日本のコメ問題』(小川真如:著 中央公論新社)、読了。

 ここしばらくコメの異常な値上がりが続いており、って、いやいや、近所のスーパーじゃ高いどころじゃなくて、売り場の5kg袋の棚がすっからかん。買えないじゃん。

 そんな状態ですので、泥縄でありますが、少し日本のコメ事情について考えてみようと読んでみました。出版されたのは2022年なので、今のコメ不足に直接つながるようなことが書いてあるわけじゃないですが。それにしても、2022年なら、わたし、5kg袋のコメならいつも二千円以下で買ってたはずですが、今はどうかすると倍・・・、ああ。

 『日本のコメ問題』という書名ですが、コメ問題そのものより、そこにつながってくる日本のコメ制度現代史、というような記述が全体の半分以上を占めているという感じです。

 かなり密度の濃い内容です。特に制度やコメのおかれた状況などの歴史的な変遷については、同時代に生きていても知らないことだらけで、勉強になりました。

 その一方で、話があちらこちらへと飛び、いろいろな論点を無理に押し込んでいるようなところもあって、どうも内容が頭に入りにくいという印象もあります。

 もともと農業・農政の知識がないわたしには、ついていくのが厳しい本でした。結局、副題にある「迫りくる最大の危機」についても、今一つピンとこなかったし。もう少し勉強しないと。