『ねこと王さま』(ニック・シャラット:作・絵 市田泉:訳 徳間書店)、読了。
児童書です。出版社のサイトによると、小学校低中学年向け。
りっぱなお城に暮らしていた王さま、火を吹くドラゴンにお城を燃やされてしまい、一番の友達のねこと町へ引っ越して小さな家に住むことに。世間知らずで「王さまのしごと」以外は何もできないけれど天真爛漫な王さまを、しっかり者のねこが甲斐甲斐しく世話をして、始まった町での生活は、さて?
こんな話を書くのはきっとイギリス人だろうと思ったら、やっぱりイギリス人でした(笑)。
こんなに仕事ができるねこがいてくれたら、どんなにうれしいことか! でも、ねこが?(笑)。
王さまの引越し先のお隣さんは、クロムウェルさん。お城で暮らせなくなった王さまのお隣がクロムウェルさん・・・?
ウィキペディア:オリバー・クロムウェル
深読みし過ぎだろうか・・・? しかし、ブラックユーモア大好きなイギリス人なら・・・。
いや、そういうことは気にしなくても、楽しいお話です。
やっぱり、点の眼が好き。