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開店休業の記

MX Linux 23.3 インストールの流れ

 故障したメモリを交換して、OS を MX Linux 23.3 にしました。

 これより前、Linux Mint 21.3 "Virginia" をインストールした時、メモがてらインストールの流れをここに書いておいたら、わりと見に来る方がいらっしゃるようなので、MX Linux 23.3 についても別に VirtualBox にインストールした時、取り込んだ画像を使って書いておきます。

 まず、MX Linux のサイトから ISO をダウンロードし Live USB を作ります。

 Live USB から起動して、最初の画面が下の画像。

MX Linux : 初期画面

 メニューの上から3番めに、言語等の指定があります。初期状態は英語。Linux Mint 21.3 の場合だと、こうした項目の指定はインストーラからでしたが、こちらは初期画面の段階で行います。

 日本語を指定したい場合は、ここで <Enter> 。

MX Linux : Language-Keyboard-Timezone

 すると、Language-Keyboard-Timezone の選択画面(上の画像)になるので、"Language (en-US)" のところで <Enter> 。

MX Linux : 言語リスト

 言語リストの画面(上の画像)が出ます。<↑><↓>キーで選んで <Enter> で確定。

MX Linux : Language-Keyboard-Timezone 日本語化

 戻った Language-Keyboard-Timezone の選択画面が日本語になっています(上の画像)。同時にキーボードのタイプとタイムゾーンを日本向けに変更されています。それでよければ「メインメニューへ戻る」で <Enter> 。

MX Linux : 初期画面・日本語化

 戻ったメインメニューも日本語になっています(上の画像)。必要に応じて「ライブメディアの整合性チェック」や「メモリーテスト」を行い、ライブ起動してインストールなら "MX-23.3 x64 (May 19, 2024)" を選んで <Enter> 。

MX Linux : 「ウェルカム」

 ライブ起動すると自動的に表示される「ウェルカム」のウィンドウ(上の画像)に「MX Linux をインストールする」という項目があるので、クリックします。

MX Linux : インストーラ起動

 すると、インストーラが起動し、準備を始めます(上の画像)。画面が切り替わるまでしばらく待機。左側のタブに各画面の注意事項が表示されるので、参考にしながらインストールを進めます。

MX Linux : 「利用規約」

 画面が切り替わると「利用規約」が表示されます(上の画像)。ここでもキーボードの設定が変更ができるので、必要であれば「キーボードの設定を変更」ボタンをクリックして変更。必要なければ「次へ」ボタンをクリック。

MX Linux : 「インストールのタイプを選択」

 次の画面は「インストールのタイプを選択」(上の画像)です。

 PCに接続されているディスクのうち特定の一つをまるごと使ってインストールする場合、使用ディスクを選択して、必要に応じてオプションを選んで「ディスク全体を利用して通常のインストール」をチェックし、「次へ」ボタンをクリックすると、「インストールの確認」へ画面が切り替わります。

 「ディスクレイアウトをカスタマイズ」をチェックして「次へ」ボタンをクリックだと、その前に「パーティションの選択」があります(下の画像)。

MX Linux : 「パーティションの選択」・1 MX Linux : 「パーティションの選択」・2

 対象のディスクを選択して「+」ボタンを押すと、新規のパーティションの設定ができます。

 上の例は、30GB のディスクへ、ブートに必要な ESP(EFI System Partition)に 512MB 、/(ルート)パーティションに残りをすべて割り当てた例です。決まったら「次へ」ボタンをクリックします。

MX Linux : 「インストールの確認」

 「インストールの確認」(上の画像)をします。メッセージに「一連の動作が行えません。」とあり、この内容ではインストールできないという意味にとれますが、英語ではこの部分は "These actions cannot be undone." で「これらの操作は元に戻すことはできません。」という方が近い意味になります。この内容のままで「次へ」ボタンをクリックすればインストールが進行します。

MX Linux : 設定・1 MX Linux : 設定・2 MX Linux : 設定・3

 システムのコピーと同時進行で必要な設定をしていきます(上の画像3つ)。決まったら「次へ」ボタンをクリックします。

MX Linux : 「サービス設定(高度な内容)」

 「サービス設定(高度な内容)」の「表示」ボタンをクリックしたところ(上の画像)。

MX Linux : 設定・4

 「インストール進行中」のプログレスバーに「必要なオペレーター入力のため一時停止」と表示(上の画像)されていますが、設定情報の入力が終わっていないためです。終わるまで「次へ」ボタンをクリックできない状態になっています。入力されればクリックできるようになります。

MX Linux : 待機中

 アカウント関連の設定が終われば入力項目は終わりです。「インストール進行中」のプログレスバーに「システムの設定を行っています」と表示(上の画像)され、待機状態となります。システムの設定が終わるまで「次へ」ボタンをクリックできない状態になっています。終わってクリック可能になったら、クリックします。

MX Linux : 「インストール完了」

 「インストール完了」です。「完了」をクリックすれば再起動になります(上の画像)。

MX Linux : 再起動中

 再起動中の画面です(上の画像)。

MX Linux : 再起動後

 ログインすると、こういう感じです(上の画像)。

 おつかれさま!