『だんだんできてくる 家』(住友林業株式会社:監修 白井匠:絵 フレーベル館)、読了。
「おなじところから工事げんばを見つめてみた」絵本シリーズ・『だんだんできてくる』の第六弾。
今回は家です。家。ふつーに家です。ふつーに街中で人が住む家です(しつこい)。なので、今までのこのシリーズの中でも、ふつーの人が知って楽しむだけでなく、役に立つ内容という点では、一番かもしれないです。
最近の住宅の建築現場を見ると、「昔と違って板みたいな平べったい柱が使われているな」とは思っていたのですが、それで「じしんに強い家になる」のだそう。ほー、ほー。んで、屋根は瓦じゃないし、トタンでもない素材が使われているようだけど、あれはスレートというんだ。
出来上がりを見ると、太陽光パネルが設置されていたり、ウッドデッキがあったり、自動車がEVで充電装置があったりで、現代風ですね。
間取り図もちゃんとあります。「広場」という、昔は見なかった部屋というか空間があるぞ。それにしても・・・、この家、けっこう広いぞ(くそぉ)。
今、近所で家を作っていて、ちょうど土台ができたとこ。この絵本で見えている青やオレンジのパイプもつながれています。今の配水管ってああいうのなんだ。
監修は住宅事業大手の住友林業。対象年齢小学1〜4という子ども向けのシリーズですが、今回も大人が見て勉強になるしっかりしたものです。
今日の本 - 『だんだんできてくる 城』