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開店休業の記

今日の本

「本をつくる」という仕事

 『「本をつくる」という仕事』(稲泉連:著 筑摩書房)、読了。

 この前読んだ著者の『サーカスの子』が面白かったし、タイトルからも興味が湧いたし、ということで読んでみました。

 書体開発、製本、活版印刷、校閲、製紙、装幀、海外書籍版権仲介、児童書執筆。最終的に本ができあがるまでの過程で、大事な役割を果たしているけれど、あまり一般には知られていない仕事を紹介するノンフィクション。元は出版社のPR誌の連載だそうです。あー、なるほど。

 もっとも、それぞれの仕事の中身を詳細にレポート、というより、それぞれの仕事に携わっている人のたたずまいを描写することに重心が寄っているような気がします。それもまた、良し。あまり一般的とは言いにくいこれらの仕事に、どうして就くことになったのか、というところがなかなかおもしろいです。