『ずかん自転車』(森下昌市郎:著 自転車文化センター:監修 技術評論社)、読了。
子ども向けの自転車図鑑です。対象年齢などは書いてないのですが、漢字ありで、ふりがなはついているけど文章多めで、小学校中学年あたりからかなと個人的には思います。
「自転車の歴史」、「自転車の仕組み」、「現代の自転車」、「自転車競技の世界」、「自転車をもっと楽しむ」、と章立てされておりまして、バランスの取れた内容です。豆知識的なレベルの一段上、「自転車の仕組み」などは自転車の構造の基礎知識がしっかりと書かれており、最初歩の入門書として実用的にも使えそう。わたしは控えめに言っても、平均的な日本人の数倍は自転車に乗ってきたと思っているのですが、このへんの知識はさっぱり。パーツの名称とか全然知らなかったものな。勉強になりました(大人なのになぁ)。
「現代の自転車」では、現代の自転車を種類別に紹介。こちらも初めて知るもの、走っているのを見たり名前を聞いたりはしていたけど、どんな特徴があるのか知らなかったもの、おなじみのもの、と見てて楽しいです。ちゃんとランドナーもあるっ! それだけでも評価アップ!(モロ出しの身びいき)