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開店休業の記

今日の本

エリザベスは本の虫

 『エリザベスは本の虫』(サラ・スチュワート:文 デイビッド・スモール:絵 福本友美子:訳 アスラン書房)、読了。

 連日の「読書メーターで紹介されてたので読んでみた絵本」シリーズです。

 アメリカの絵本で、本国では1995年に出たらしい(日本では2003年)。ご夫婦合作で、妻が文、夫が絵。

 対象年齢は不明です。漢字入りで幼児向けではないよな。小学生以上かな?

 お話は・・・、邦題のとおりです。以上。いや、そうなのよ、ほんとに。手抜きじゃなくて。

 ということで、エリザベスはマンガっぽい(そして読書メーターで紹介されるにふさわしい)キャラクターなんですが、実在の人物がモデルだそう。

 本、近いよ、エリザベス(笑)。猫が何匹も出てきますが、本好きと猫は相性がいいのかしら?

 絵もマンガっぽい(というか、昔の向こう産のアニメっぽい?)んですが、絵一枚一枚、それぞれ登場人物の動きがちゃんと伝わってくる表現力は凡庸ではありません。それって、意外と難しいことなんじゃないかしら?

 愛すべきエリザベス。子どもにとっては滑稽な感じで笑いを誘うような人物かもしれないけれど、大人からすると、なんかうらやましい・・・。