『オンガクハ、セイジデアル』(ブレイディみかこ:著 筑摩書房)、読了。
去年読んだ『ジンセイハ、オンガクデアル』の続編、というとちょっと違うか。書かれた時期、発表された媒体がバラバラで、一番新しいものでも2015年の、著者の少し前のコラムを集めた本という点は共通していますが、時系列で続きになっているものではないので。著者曰く、こちらは「さらに政治的な色合いの濃いものが入っているという点」が前作と異なるということです。
「オンガク」という言葉が入っているように、音楽、ロックと絡めた話が多いです。なので、そのへんに関心があるかないかで、おもしろい、になるか、よくわかんね、になるか、分かれてしまうかも。わたしは関心ある方なのでおもしろかったですが。
わたしは(あの!)Keith Richards に「今の若い女の子の中で唯一可能性がある、だが、今のままじゃ、あの娘はヤバい」と心配されていた Amy Winehouse の死についてや The Stone Roses がアメリカのレコード会社と契約して大金を手に入れたらやる気をなくした(ホントにそうだったんだ・・・)といった話が印象に残りました。
今日の本 − 『ジンセイハ、オンガクデアル』