もう10年も前に芸能山城組のアルバムを取り上げたことがあります。
今日の音楽 ‐ 『輪廻交響楽』
最近、ふと思い出し、あの作品はインドネシアの民族音楽「ガムラン」を取り入れていて、そこが魅力だったのですが、「そういえば本場のガムランをちゃんと聴いたことはなかったな」と気がつきました(スゲぇ今更・・・)。そこで調べて本場インドネシア・バリ島で収録されたアルバムを買ってみました。
"Gamelan & Kecak" です。収録されたのは1987年。
鉄琴のようでもあり、オルゴールのようでもある独特の楽器の音が好き。曲によっては日本のお祭りのお囃子みたいなのもあり。でも、リズム感が違うなぁ。アイヌのムックリみたいな音も聴こえてきます。グンゴンというんだって。ムックリと同じ口琴の1種らしい。他の国の音楽でも似た感じのを聴いたことがあります。こういうのって世界的な共通文化なのかしら?
一番気に入ったのは、"Kecak" 。80人の大編成で複雑な構成、「チャッ、チャッ、チャッ」という叫びは迫力があります。
これは良いな。
本作は、アメリカのレーベル・ノンサッチが1960〜80年代に行った民族音楽のフィールド・レコーディングの成果をまとめた「エクスプローラー50+」というシリーズの一つです。このシリーズのサイトを見てみたら、他にもいいのがありそう! どれか聴いてみます♪
ノンサッチ・エクスプローラー50+