
『やさしく学べる基礎数学 線形代数・微分積分』(石村園子:著 共立出版)、読了。
最近、統計学の勉強を少ししております。統計検定2級くらいなら、それほど難しい数学は出てこないのでなんとかなりましたが、その先を理解するためには線形代数と微分積分は必要になってくるという話です。数学は高校時代に壊滅的な成績をとって、それっきり。なので「やさしく学べる」に期待して読んでみました。出版社のサイトの紹介によれば「数学の不得手な学生」向けの本とのこと。
たしかに読みやすく、それほど苦労せず学習を進めることができました。
項目ごとに用意されている練習問題はすべてやってみました。定理の証明は流し読みで、理解まではしていません。
240ページほどで、線形代数と微分積分の両方をカバーするという、考えようによっては欲張った構成なので、若干端折った感じはありますし、これだけで今後の統計学の勉強に足りるかどうかまではわかりませんが、あくまで「基礎」ということを前提に考えれば決して悪い本ではないように思います。さらに深い理解が必要ということになれば、もう少しレベルの高い本に挑めばいいわけですし。
統計検定2級を受けてみました
今日の本 − 『コア・テキスト統計学 第3版』