『だんだんできてくる マンション』(鹿島建設:監修 たじまなおと:絵 フレーベル館)、読了。
表紙にあるように、「おなじところから工事げんばを見つめてみた」絵本シリーズ・『だんだんできてくる』の第二弾はマンションです。都市部にお住まいの方なら、マンション建設現場はわりと見かけると思いますし、マンションにお住まいの方も少なくないと思います。でも、どのような過程でマンションが出来上がっていくのかとかは、建設会社勤務でもない限り、知らないのが普通なので、大人でも勉強になる絵本です。
まず、予定地の既存の建物を壊すところから、はじまりはじまり。
仮囲いに中がのぞけるようになってるのがあるとは知りませんでした。現場によく鉄板が敷いてあるのは見たおぼえがありましたが、重機が沈んだりしないようにするためだったんですね。「タワークレーンののばし方」はタワークレーンが自分で自分のはしらを持ち上げて、それからつなぐのね。そういうことができる作りになってるんだ。絵をよく見ると季節が変化しているところは、なかなか芸が細かい。そこからすると、このマンションの工期は2年半くらいなのかな?
今日の本 − 『だんだんできてくる 道路』