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開店休業の記

今日の本

ピラネージ

 「ピラネージ」(スザンナ・クラーク:著 原島文世:訳 東京創元社)、読了。

 わたしにしては珍しく、小説です。英国産ファンタジーで2020年に発表され、今年翻訳出版されたばかり。

 広大な、果てもわからぬ、海と空と交わる館。「僕」はこの館を調査している。どの広間にも玄関にも階段にも像がある。ここで生きている人間は他に「もう一人」だけ。それと13人の骸骨がいる・・・。

 館にまつわる「謎」とともに物語が進行していきます。ミステリー的なおもむきも。

 ただ、この本を楽しめるかは、謎解きの部分よりも、いかにこの独特の館の世界を頭の中にイメージできるかどうか、かなと思いました。

 わたし? ちょっと苦戦しました。個人的には最初はあまりとっつきがよくないと感じました。で、イメージできたのはRPG風の3Dダンジョン(画・末弥純)。あっ、安易〜。