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開店休業の記

今日のマンガ

百一

 「百一」(こうの史代:著 日本文芸社)、読了。

 内容をわかりやすく説明するのが難しいマンガだ・・・。百人一首を材に取り、一首に一つ、その上の句5字下の句7字合わせて12字から連想される1コママンガをつけたものです。で、その1コママンガが歌に直結しているものならわかりやすいのですが、あくまで略された12字から「連想されたもの」で歌とはあまり関係がありません。しかも舞台は現代で、ホステスをしている妙齢の女性・ふくこさんが主人公。なんだ、コレ?

 カルタ取りとして百人一首を使う時、札を取れるように上の句5字下の句7字合わせた12字を暗記する方法があるなんて、初めて知りました。わたしは何首か丸暗記したような。「ちはやふる」は子ども向けの落語の本(「千早振る」って演目があるんですよ)で読んで、いつのまにかおぼえました。マンガの方じゃないよ、世代が違うから。

 相変わらず、作者は穏やかにカッ飛んでいて、歌そのものではなく「略された12字から連想した」にしても、いったいどういう連想でこうなったのか、よくわからないものがけっこうあります。それでも、わたしはこういう作者の感覚、好きなのでいいですが、そうでない人は困惑しそう。とにかく「百人一首のマンガ」と聞いて、一般的に思い浮かぶようなものではないです。

 実は、ふくこさん、わたしの好み、とっても(鎖鎌はカンベンだけどさ)。なので、おっけ。