
今回は新規開拓。
アメリカ・サンフランシスコ出身のロックバンド・Deafheaven の今年出た5作目のアルバム "Infinite Granite" です。
某ECサイトのお薦めに入っていたので、試聴してみたら良さそうだったので買ってみました。
全然知らないバンドだったので、買った後でちょっと調べたら(買う前に調べろや)、「ジャンルはブラックメタルで、デビューアルバムはデスウィッシュというレーベルから発売」とか。「ブラックメタル」だの「デス」だの、おどろおどろしい単語が並び、「ゲゲッ」とすっかりひいてしまいましたが、買ってしまったもんはしょうがない。聴いてみました。
聴いてみると、これがさっぱりおどろおどろしくない。試聴時の印象と同じで空間の広がりを感じさせるクリアな音と叙情的なきれいなメロディ。どうも大幅に路線変更したようですね。
似た感触の音を知っているような気がして、記憶を探ったところ、思い出しました。God Is An Astronaut ですね。彼らはインストでしたけど。そのつながりでお薦めに入っていたのかしらん? 同じとこで買ったから。
こちらはボーカル入りなのですが、ほとんど普通の美声(変な形容ですが)でやはり叙情的。時々、デスボイスも混じることは混じるのですが、ほんのアクセント程度。
特定の愛好家のみが聴くようなものではなく、幅広い層に受け入れられそうな良作です。いやあ、大外しじゃなくてホッとしました。つーか、何を心配しているのよ、アンタ。
今日の音楽 − "All Is Violent, All Is Bright"