メニュー 蕭寥亭 検索

開店休業の記

今日の本

家は生態系

 「家は生態系」(ロブ・ダン:著 今西康子:訳 白揚社)、読了。

 副題に「あなたは20万種の生き物と暮らしている」。これと表紙絵だけでザワザワしてきて、本を放り出して手洗いたくなる人が出てきそうですが。わたしは、まあ平気。

 家にそんなにたくさんの生物がいるのに、その生態がよくわかっていないものがほとんどとか。

 かつて、日本に「清潔すぎるのはよくない」と自分の体内でサナダムシ飼っていた寄生虫学者がおられましたが、あながちまちがっていなかったかもしれないなぁとか、前読んだ本に「一部の飼い主がネコを病的なまでに偏愛するのは、その人がトキソプラズマという微生物に感染していることが原因の可能性がある」とあったのも存外ホラ話でもなかったのかとか、そんなことを思いました。

 生物多様性の重要さを、決まり文句としてではなく、かなりの説得力を持って語っている本でもあります。