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開店休業の記

今日の音楽 ー 模索の時期

What We Did On Our Holidays

 Richard & Linda Thompson のボックスセットを聴いてから、Thompson 翁関連の旧作を聴きたくなってきました。

 なので、Fairport Convention です。1969年の3作目のアルバム "What We Did On Our Holidays" 。本作から Sandy Denny が参加し、Iain Matthews とともにボーカルをとることになります。

 1曲めが後に Sandy Denny が結成するグループの名と同じ "Fotheringay" 。おお、早速 Sandy Denny らしい、悲哀の色をにじませつつ処刑されるスコットランド女王の境遇を歌います。

 次は男声ボーカルが加わり、ギターが全面に出たブルースロック調に。

 その後も伝承曲があったり、カバーがあったり、メンバーの作も Thompson 翁単独名義が3曲と一番多いのですが、Sandy Denny も Ashley Hutchings も Simon Nicol もそれぞれ提供してるし、ボーカルも Sandy Denny 、Iain Matthews が一人でとったり、二人でコーラスしたりと組み合わせがいろいろ。

 そのためか、後のアルバムと比べてえらくまとまりがない。しかし散漫というのとは違うと思います。力作ではあるんですが、アルバムとしてのトータルのイメージが描きにくいという、そういう感じです。

 ボーナストラックの "You're Gonna Need My Help" では珍しい翁のスライド・ギターに Iain Matthews と Sandy Denny のツインボーカルでブルースですよ。

 自分たちの可能性を思い思いに手探りしてた、そういう段階だったんだろうな。