
「絶滅危惧個人商店」(井上理津子:著 筑摩書房)、読了。
東京都内を中心に個性ある個人商店を訪問して、お店の方のお話を聞く、という企画をまとめたものです。紹介されているのは計18店。オススメ商品を掲載した名店ガイドの類とは違います。仕事の仕方、店の成り立ちといったところを主にとにかく話を聞き、店の雰囲気を伝えるという内容です。
絶滅危惧。
もはや、そう言っちゃってもいいのかもしれませんね。わたしも個人商店で買い物することがめっきり減りました。子どもの頃はそっちが当たり前だったですけど、今ではもっぱらスーパー、コンビニ、チェーン店と。
おもしろかったです。
これが「貴重な記録」になってしまいそうなのが、少し寂しいですが。