
Sam Amidon も去年新作を出していました。セルフタイトルで "Sam Amidon" です。
最初の曲 "Maggie" から予想外の、デジタルっぽい異色のリズムで攻めてきます。おいおい、どうした?
他の曲でも "Maggie" ほどではないにしても、特にアルバム前半はシンプルな "Bright Sunny South" とは明らかに異なる作り込んだ音に変化しています。
曲は全部伝承曲なんだそうですし、ちょっと沈んだ感じの本人の歌い方は "Bright Sunny South" と変わりません。なんだかんだでアコースティック楽器が演奏の中心であることも、フォーク系らしいのですが、その範疇にとどまることを潔しとせず、新たな可能性を手探りしているようです。
フォーク/トラディショナル系の音楽にもこういう方向性、あるわけですね。おもしろい。もっとやってみて!
今日の音楽 − "Bright Sunny South"