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開店休業の記

今日の本

ヨーロッパ・コーリング

 「ヨーロッパ・コーリング」(ブレイディみかこ:著  岩波書店)、読了。

 以前、ネットで著者のコラムを読んだことがありまして、書いている内容も文章もなかなかおもしろい人だなと思っていたら、いつのまにか出版関係の複数の賞を受けるようなベストセラーを出したりしてびっくりなんですが、わたしが読んでいたコラムも一冊にまとめられて出版されていたので読んでみました。

 著者が住む英国を中心に、2014年3月から2016年2月までのヨーロッパの政治情勢をレポートしたものです。といって、著者は政治学者とか新聞社の特派員とかではなく、在英20年(本書出版当時)の本業は保育士さんなんだそうで。そういう視点、市井から見た政治・社会問題を語っています。ありそうでないですよね、そういうの。

 本書のタイトルもそうですが、本書巻末の著者経歴で挙げられている著作のタイトルが「花の命はノー・フューチャー」とか「アナキズム・イン・ザ・UK」とかでして・・・、ぐはっ、パ、パンク世代すか。

 ということで、文章の切れ味もそれっぽく(笑)、人によって好みは分かれるでしょうが、わたしは好き。