「Djangoのツボとコツがゼッタイにわかる本」(大橋亮太:著 秀和システム)、読了。
Django というのはプログラム言語 Python によるウェブアプリケーションフレームワークです。今、まさに開発で使っているので参考になるかなと読んでみました。今年の7月に出た新しい本で Django 3 対応です。
内容はサンプルの作成を通じて基本的な使い方を学んでいくという、オーソドックスなもの。
対象読者は、Python はある程度理解し実際に書ける、HTML 等もおおよそわかる、しかしウェブアプリケーションを作ったことはないし、フレームワークと言われてもピンとこない、というくらいの初級者あたりでしょうか。
一通りの流れに無理はないと思いましたし、著者の説明における例えのしかたが合うのであれば(わたしはちょっと苦笑と言うか・・・)、わかりやすいです。
ただし、すでにある程度 Django を使っている人が突っ込んだところを知りたくて読む本ではないと思います。わたしは参考になるところはあまりありませんでした。
Django はわりと使いやすいフレームワークだと思っていますが、日本語の資料が少なくてねえ・・・。使えてはいるんだけどどうしてこうするのかあまり理解できなくてモヤモヤしているところとか、問題解決に複数の方法があるのだけどどういう場合にどれを使えばいいのか悩むようなところを解説してくれるような本がほしいところです。