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鎌倉将軍・執権・連署列伝

 「鎌倉将軍・執権・連署列伝」(日本史史料研究会:監修 細川重男:編 吉川弘文館)、読了。

 鎌倉幕府の首脳たる将軍・執権・連署35人の伝記集です。複数の研究者が分担して書いています。

 実は意外に知られていない人が多い。歴史に詳しい人でも、この35人の名前をそらで挙げられる人って稀だと思います。わたし? 全然無理ッス。

 だいたい、鎌倉幕府の将軍って結局何代だったか知ってます? 執権って何人いたか知ってます? 連署って・・・、まあ、いいとして。

 一人あたり数ページと記述は簡潔。源頼朝や北条時宗といった他に伝記や研究書が多数ある人物については、かなり端折った紹介になっている反面、なかなか取り上げられることがなさそうな人物の略歴を知ることができるのはありがたいです。同時に鎌倉時代そのものの略歴にもなっています。

 35人の伝記のトリを取る鎌倉幕府最後の将軍・守邦親王についての記述がなかなか哀しいです。担当の方もある意味大変だったろうな。