また、エッシャーを観に行ってきました。といっても、11年ぶりですが!
東京・上野の森美術館で開催されていた「ミラクル エッシャー展」です。「スーパー」の次は「ミラクル」か。
さすがに空いているだろうと思って平日水曜の午後1時というタイミングで行ってみたんですが、なんのなんの、混雑しているというところまではいかないものの、絵の前はずっと行列でした。
久しぶりですが、やっぱり薄気味悪いんですな、この人の絵は。南欧の風景をこんなに重たく描く人もいないんでは。もともと建築家志望だったそうで、そのせいか強固な一種の構築美が感じられるのですが、同時にいびつさも感じられるという。不条理な悪夢のようでもあります。人物はあまり描かれず、たまに登場しても生気がとぼしくマネキンぽい静物みたいな存在として扱われているのに対し、怪物だのトカゲだのには不気味ではあっても奇妙なおかしみとともにしっかり表情があります。
エッシャーの眼に世界はどう映っていたのだろう?
そんなこと、考えながら観て回りました。やっぱりよいな、エッシャー。満足です。
そう、今回もカール・アップがいた! よかった!