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開店休業の記

今日の音楽 ー 今更・・・、あぅ

Mudcrutch

 "She's The One" のサントラ以降のアルバムはどうもピンとこないものばかりで、"Highway Companion" を最後に聴かなくなっていた Tom Petty 。いずれ作品傾向が変わればまた聴くこともあるだろうさと思っていたら、あろうことか、さほどの齢でもないのに去年亡くなってしまいました。なんてことだ・・・。

 手遅れだけど反省して、聴き逃していた Tom の作品を聴くつもりです。まずは Mudcrutch で2008年の同名アルバムを。

 熱心なファンでないとご存知ないかもしれませんが、Mudcrutch は Tom が20代前半まで参加していたバンドです。Mike Campbell や Benmont Tench もメンバーでした。Mudcrutch がレコードデビューに失敗した後、紆余曲折の後再編されたのが The Heartbreakers ってことになるようです。2007年に Tom がかつてのメンバーに声をかけたことから32年振りに再結成となったそう。

 メンバーは Tom 、Mike 、Benmont に旧 Mudcrutch のオリジナルメンバーだった Tom Leadon( Eagles の Bernie Leadon の弟)と Randall Marsh です。Tom はベースを担当(元々 Mudcrutch ではベースだったそう)。ボーカルは Tom だけではなく Benmont や Tom Leadon もとっています。このへんがまず The Heartbreakers と異なるところ。

 で、音ですが、カントリーに染まった初期 The Heartbreakers という感じ。1曲めの "Shady Grove" は「アイルランドの伝承曲かな?」と錯覚してしまいましたが、カントリーの源流といわれるアパラチアン・フォーク(アイリッシュフォークとの関連も指摘されるので的外れというわけでもないようです)でした。個人的には Benmont Tench の鍵盤の活躍が印象に残ります。

 一聴した時にはピンとこなかったんですが、聴きこむにつれ、気に入ってきました。"She's The One" 〜 "Highway Companion" のどれよりもいいや。出てからすぐに聴けばよかった・・・。後悔、先に立たず。