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開店休業の記

今日の音楽 ー アイルランドのおっ母さん

The Essential Dolores Keane Collection

 ありゃ、前回に続き今回もアイルランド物になっちゃった。偶然ですけど。Dolores Keane の2枚組ベスト・アルバム "The Essential Dolores Keane Collection" です。

 最近は活動状況が伝わってこないのですが、Dolores Keane は伝統音楽バンド De Dannan で活動した後、ソロとしても活躍した女性歌手です。

 この人も声がいいんだ。でも、同じアイルランドでも Clannad の Maire 姉様とも去年取り上げた Mary Black とも違うタイプです。どっしりとした、おっ母さん声です。

 収録曲はやはり伝統曲系が多いですが、割とオーソドックスなポピュラーやカントリー風のも演ってたのね。ネルソン・マンデラを歌った "Lion in A Cage" はアフリカ(それほど合ってるとは思いませんが)。モロ80年代という音が何曲かあるけど、気に入らないな。声がいいんだから、軽薄な装飾はいらん。と、いつものわたし。

 わたしの親世代ならよく知ってる "Lili Marlene" をカバーしてます。これ、戦場の兵士が残してきた恋人を想う歌で、伝説の女優マレーネ・ディートリヒがダルく艶っぽく歌うバージョンがよく知られていますが、これが Dolores Keane だと、むしろ出征した息子の帰りを待つ母の歌のように聴こえてしまいます・・・。The Beatles の "Let It Be" もあるのですが、こっちは子守唄になってしまっていますね。そういう声なのよ。

 "Sonny" も入ってます。やっぱり素敵。