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開店休業の記

今日の音楽 ー ある種の冒険なのか

Young In All The Wrong Ways

 ソロ作買うのは初めてだっけ? 元 Nickel Creek にして I'm With Her 三人娘の一人、Sara Watkins が去年出したアルバム、"Young In All The Wrong Ways" です。ソロ作としては三枚目だそう。

 共作も含め、全曲、彼女のオリジナル。ゲストには I'm With Her でいっしょだった Sarah Jarosz と Aoife O'Donovan がコーラスで、Works Progress Administration のお仲間・Tom Petty And The Heartbreakers の Benmont Tench が鍵盤で参加しています。

 一聴して、「ん? フィドル、どっかに忘れてきたの?」と思うくらい、フィドルの存在感がありません。彼女の看板でもあると思うのですが。クレジットを見ると10曲中2曲でしか弾いていません。カントリー/ブルーグラス色も薄く、むしろ "Move Me" のようなもろロックという曲の方が印象に残ったりして。タイプとして近いと思うのは、Patty Griffin 。

 察するに定評あるフィドル奏者としてより、ソングライター/ボーカリストとして勝負したかった、ということでしょうか。意表を突かれた感はありますが、わたしは好きですし良い作品だと思います。ただ、以前からのファンはどうだろう?