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開店休業の記

今日の音楽 ー 説明しにくい

The Visit

 アイラブアイルランド・フェスティバル収穫物第3弾。Loreena McKennitt 、1991年の "The Visit" です。DVDがついていました。お得♪

 この人はたしかインターネットラジオで1曲聴いたことがあったよな。あれ・・・、1曲めの頭、なんかイスラムっぽいですけど。曲によってはケルトっぽい感じもあります(シンセ導入以降の Clannad 風というか)が、アルバム全体ではアイルランド色はそれほど濃くありません。ん・・・、この人、カナダ人なのね。名前からアイルランドとかスコットランドの人かと思ってた。

 どうも説明しにくい感じの音楽なんですが、DVDで本人が自分の音楽について解説してくれています。13カ国語対応の字幕付きでなんと日本語も! ありがたい。で、本人曰く、「私の音楽は何系?という質問はいつも答えにつまります」とのこと。あ、あの〜。

 ある伝統音楽畑から出てきてその音楽を基本に新たな展開をという感じではなく、自分が思い描く世界の構築のために各地の音楽を材として導入しているというのが近いのかな。カナダは多文化社会なのでその影響かもしれないとも言っています。「ワールド・ミュージックと呼べるかもしれない」そうですし、たしかにどうしてもジャンル分けするならそれが一番合っているかも。

 中世ロマンのような音の構築美にも特色がありますが、彼女の一番の魅力はその声でしょう。澄んだハイトーンの幽玄といいましょうか。ちょっと演出過剰なところがあって、時々どうかな? と思うところはありますが、そこがいい! という人も少なくないはず。