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開店休業の記

今日のマンガ

吉野朔実は本が大好き〔吉野朔実劇場 ALL IN ONE〕

 「吉野朔実は本が大好き〔吉野朔実劇場 ALL IN ONE〕」、読了。

 昨年急逝した漫画家・吉野朔実(「ぼくだけが知っている」、大好き!)が長年「本の雑誌」に連載していた本にまつわるエッセイマンガ「吉野朔実劇場」の総集編です。もともと定期的に連載をまとめたものが単行本として出ていて(最終的に8巻まで)時々読んでいたのですが、これを機会に通して読んでみました。

 初回掲載は1991年だそうでもう四半世紀も前・・・。わたし、まだ20代だわ・・・。さりげなく超長期連載だったのね。毎回2〜4ページなのに、この本が辞書みたいに分厚くなるわけです。でも絵柄も半分作者の生活エッセイが入り混じったノリも連載当初から最後までほとんど変わっていないような気がします。通して読んで違和感がありません。

 ただ月日は確実に流れていまして・・・、巻頭の一篇では、ある句の作者がわからず、書店で調べたり人に訊いてまわったり(インターネットが普及していなかったから!)していたり、初期に作者のご両親が何度か登場しているのですが、後半ではご母堂がひとり暮らしになっていたり。

 わたし、作者とは読むジャンルが全然違うらしく、とてもたくさんの本が紹介されているのに、読んだことがあるのはほんの一部。逆にわたしがこのサイトで取り上げているような本は全然なかったし。だから、かえっておもしろかったのかも。

 終わりの方で David Bowie の死に触れていますが、まさかその数カ月後に後を追うことになろうとは思っていなかったよう・・・。

 読んでいて楽しかったです。でも、もう少し読みたかったな。