新規開拓ですね。Israel Nash の2015年のアルバム "Israel Nash's Silver Season" です。
この人も全然知らん人です。YouTube 、なんとなく観てたら出てきて、よさそうなんでCD買ってみたという人なんで、予備知識無し。今経歴、調べてます。アメリカ・ミズーリ州出身。本作は6作目らしい。
一聴して思ったのは「懐かしい音空間だな・・・」と。
以前、ここで取り上げた作品でいうと Fleetwood Mac の "Future Games" が近い雰囲気。あと、フォーク/カントリー系の曲を演っている時の Neil Young とか。
そお、70年代前半なんですよね。でも、この人、1981年生まれなんだが・・・。
憂愁を漂わせながらも音はさりげなく骨太。雰囲気はあの時代風であっても、懐古趣味はあまり感じられないし、「お勉強して忠実に再現してみました」ってな学究的な意図もなさそう。むしろ、自分にあった表現方法を単純に選んだだけなのかも。わたしのようなジジイには懐かしさが先にたつけど、彼らの世代ならオルタナカントリーの一種と考えている可能性もありそう。
好作です。他のも聴いてみよう。