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開店休業の記

情報処理安全確保支援士なるもの

 IT関連のニュースサイトを見ていたら、新しい国家資格ができたそうで。

 情報処理安全確保支援士という名称(長いよ・・・)で、企業・公共機関の情報セキュリティ対策を担当する人材、というのが想定されているようです。

 それなら情報セキュリティスペシャリストがあるじゃんと思ったら、情報セキュリティスペシャリストを継承した資格らしいと。で、過去に情報セキュリティスペシャリスト試験に合格している人は登録の資格があり、情報処理安全確保支援士の試験を受けなくても登録すればなることができるのだそうです。

 つーことは、わたしも登録すればなれるということらしい。

 じゃあ、早速登録を、とも思ったのですが、めんどうな手続と若干の費用が必要ということがわかったところから迷いだしました。国家資格といっても医師や弁護士と違って特定の業務を独占できるのではないため、取得する側としては従来の情報セキュリティスペシャリスト以上の利点が見出しにくく、わざわざ登録した方がいいようなものなのかが、今ひとつ疑問。情報セキュリティスペシャリスト自体、持ってて得したとかは全然なかったですしね。

 わたしはふだん一介のプログラマとして仕事をしているのですが、「セキュリティ? そんなモン、気にしてるヒマがあったら手ェ動かしやがれ! 納期、まにあわねーだろうが!」とか、そんな現場ばっか。セキュリティ以前にテストもロクにしていないようなとこが少なくなかったりして。ああ。

 業界ではだれもが知っている大企業の仕事でも、「Apache の実行ユーザー、root にすんの、よしましょうよ〜。せめて本番機だけでも。」とお願いしても、「えー、めんどうじゃん。権限とかよくわかんねーしさ。」とあっさり蹴られる始末。

 ・・・、愚痴になりました。失礼いたしました。

 Twitter でこの新資格の評判を探ってみると、資格維持のためには登録後毎年講習を受ける必要があって、その費用が3年で15万円程度かかると見込まれている、という点に注目が集まっていました。大方は「高い!!」と考えているようです。

 わたしは1回試験に受かっただけでその後全然勉強も何もしないというのではすぐに知識が時代についていけなくなるのはわかりきったことだし、それなりの内容のある講習ともなればこのくらいの金額はいたしかたなし、と思っています。問題はむしろ「その講習の内容が金額に見合った知識が得られるものなのか」ということと、「その金額を払うだけの見返りがある資格なのか」ということだと思うのですが、いかがなもんでしょ?

 登録、どうするかはしばらく考えます。