「新訂 官職要解」(和田英松:著 講談社)、読了。
古い本です。原著が出たのは今から100年以上前の1902年(明治35年)。
平安時代の官職の解説書です。付録として平安以前、及び武家時代の官職に神職や僧についても述べられています。
古典文学や歴史物を読んでいると、しょっちゅう○○寮だの××亮だの△△使だのといった役所や職の名前が出てきて、適当に読み流してしまうのですが、ほんとうはそれらがどういう位置づけであったのか、どんな仕事をしていたのかを知っていればもっと理解が進むのに、とも思っていました。そういう時に手元においておくと参考になる本です。
なにせ明治に出た本ですから、研究が進んだ現代においては内容がいささか古びてしまっているかもしれませんが、文庫で出ているので入手しやすいと思いますし、何か調べたい官職があるときに手軽に使えるので、今でも有用なのでは。