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開店休業の記

今日の音楽 ー 自然体の屈折

Still Life With Guitar

 ジャケ写真がなんか気に入って、ほとんど知らない人なのに買ってしまいましたよ。Kevin Ayers 1992年のアルバム "Still Life With Guitar" です。

 Kevin Ayers は1960年代に Robert Wyatt らとともに Soft Machine でデビューした人。それから、え〜っと・・・。すみません、ほんとに知らないんです。そうそう、すでに故人です。

 ジャケ写真からもイメージされるように、アコースティック色の強い作品でとてもリラックスした感じ。田園的でもあります。

 でも、なんかクセのある作品です。フォーク風の曲が多いんですが、展開がどうも素直じゃないし、ちょっと Leonard Cohen を思い出すような彼の歌声との取り合わせは、大げさに言うとどことなく気持ち悪い感じがします。であると同時に、好きな人には「たまらん!」という味わいでもあります。

 んで、そういうのを意図的にやっている、狙っているという感じでもなくて、「単に体質」という風なのがまたなんとも・・・。音自体はシンプルなのに、これもまた才能というべきなのでしょうか。