
「人類を変えた素晴らしき10の材料」(マーク・ミーオドヴニク:著 松井信彦:訳 インターシフト)、読了。
著者は英国の科学者。まちがいなく現代の文明を支える基盤なのだけれど、あまりにも「基本的」すぎるだけになかなか注目されない「材料」について、中でも特に重要と著者が考えたもの10種を紹介するポピュラーサイエンス。
鉄、紙、プラスティックあたりはだれが選んでも出てきそうな妥当なものですが、チョコレートはどうだろう・・・。そうですか? 単なる著者の好みでは?(笑)
適度に軽い語り口で、材料の解説書というよりは気楽に読める科学エッセイというのに近い感じです。