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開店休業の記

今日の音楽 ー 脱・どパンクの兆し

Hootenanny

 忘れたころに The Replacements リマスター+ボーナストラック付再発作品シリーズなんでございます。1983年の "Hootenanny" 。

 3作目ともなると、さすがに単純な直情的パンク路線の曲ばかりではなくなり、変化をつけるようになってきました。その分、アルバム単位でのスピード感はかなり低下。そのせいか、あちこち軋んで歪んで調子っ外れになっちゃったブルースバンドのように聴こえたり、鍵盤抜きの殺伐版 Faces みたいだったりしています。

 1曲めのタイトルトラックがいきなり不細工な演奏で「なんだ、こりゃ?」と思ったら、メンバー全員が楽器持ち替えてました。

 "Mr. Whirly" はイントロが "Strawberry Fields Forever" で中間部が "Oh! Darling" の替え歌・・・。お前らなぁ・・・。

 ロック最大の偶像・The Beatles をパンクらしく茶化しつつも、どこか憧れを捨てきれない。The Replacements らしい中途半端さが早くも露呈しております。もっとも、そんな矛盾の狭間でヨレヨレになっていく姿が彼らの魅力でもあるわけで・・・。