メニュー 蕭寥亭 検索

開店休業の記

今日の音楽 ー デラックス版でよかった

Antifogmatic

 Punch Brothers です。2010年のアルバム2作目かな? "Antifogmatic" です。流行りの箱入りデラックス版で、本編+ボーナスEP+ニューヨークのライブハウスでの演奏を収録したDVDの豪華3枚組。

 本編もボーナスEPも、泥臭さのない端正な演奏が展開されます。それがややもすると欠点にも感じられてしまうようなところがあります。「かっこいい音なんだけどね・・・」と語尾に点々をつけたくなるような感じ。素人でもわかる技術の高さはあるんだけど、厳しくいうとそれ以上に感じるものがない。聴き終わった後に、演奏的には雑な(笑)Faces が聴きたくなってしまうような。Chris Thile の歌、下手ではないんですが、特別な魅力があるとは言えないし。

 本編とボーナスEPの2枚のCDにはあまりいい点はつけられませんが、あまり期待していなかったDVDがなかなか。

 会場の収容人数は180人とかで、狭くて薄暗いです。カメラ2,3台でとりあえず撮ってみましたという感じで、映像的には取り立てて評価すべきものはないです。しかし、こちらにはCDでは感じられなかった熱とスリルがあります。ライブ向きの音楽なんだろうか。

 特によかったのは「ブランデンブルグ協奏曲第3番第3楽章」、おおっ、バッハです! しかも、わたしが好きな曲! そりゃ本職のクラシック演奏家と比較すりゃ荒削りでしょうが、マンドリン、バンジョー、ギター、フィドル(ゲストが参加して2本)、ダブルベースというブルーグラスの編成で果敢に挑戦しています。Jacques Loussier の "Play Bach" 思い出しちゃった。ええぞ!